定番中の定番問題です。ほとんどの受験生は取ってくるはずです。間違えたら人は、必ず復習しておきましょう。こういう問題を落とすと、致命的な失点となります。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
問題の言う「部分」は、以下の画像のところです。
配線図の資料(全体像)は、「こちら」です。
本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。
本問は、知識問題です。
下の表さえ、頭に入っていれば、1点が取れます。
当該D種接地工事の表は、憶えることが少ないのに、ド級で頻出なので、実に、費用対効果が高いです。確実に憶えて、1点を確保です。
問題の指示のあるところは、「電灯分電盤」のところです。
んで、その引込み線を見ると…、
…となっていて、「単相3線式」で「100/200V」の配電であることがわかります。
あとは、先の表に当てはめるだけです。
表によると、「使用電圧が300V以下」は、「D種接地工事」となっています。
当該電路の使用電圧は「100/200V」です。よって、「D種接地工事」となります。
んなもんで、この時点で、「C種接地工事」である選択肢の「イ」と「ロ」が消去されます。
問題文には、「なお,引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない」としか記載されていません。
当該論点でよく出る「動作時間が0.5秒以内の漏電遮断器を施設している」云々の記述が「ない」です。
よって、先の図にある例外規定の「500Ω」の奴には該当しません。
ですから、ふつう?の「100Ω以下」となり、「ハ」が正解となります。
こうした次第で、答えは…、
正解:ハ
…と相なります。
こうした次第で、答えは…、
正解:ニ
…と相なります。
第1問から第30問までは、「一般問題」です。
第31問から第50問までは、「配線図」です。
1問:消費電力・・・「ふつう」。
2問:抵抗率・・・「ふつう」。
3問:熱量計算・・・「ふつう」。
4問:電動機の力率・・・「ふつう」
5問:Y(スター)結線・・・「ふつう」。
6問:電圧降下・・・「ふつう」。
7問:単相3線式回路の電力損失・・・「ふつう」。
8問:許容電力計算・・・「ふつう」。
9問:過電流遮断機の定格電流・・・「ふつう」。
10問:分岐回路・・・「ふつう」。
11問:アウトレットボックス・・・「ふつう」。
12問:最高許容温度・・・「ふつう」。
13問:硬質ポリ塩化ビニル電線管の工具・・・「ふつう」。
14問:スターデルタ始動・・・「ふつう」。
15問:電気機器・・・「ふつう」。
16問:写真鑑別・・・「ふつう」。
17問:器具写真鑑別・・・「ふつう」。
18問:工具写真鑑別・・・「ふつう」。
19問:リングスリーブ・・・「ふつう」。
20問:ライティングダクト工事・・・「ふつう」。
21問:電気工事の施工方法・・・「ふつう」。
22問:ケーブル工事と弱電流電線・・・「ふつう」。
23問:合成樹脂管工事・・・「ふつう」。
24問:アナログ式回路計・・・「ふつう」。
25問:アナログ形絶縁抵抗計・・・「ふつう」。
26問:接地抵抗値と絶縁抵抗値・・・「ふつう」。
27問:計器記号・・・「ふつう」。
28問:電気工事士法・・・「ふつう」。取る。
29問:電気用品安全法・・・「ふつう」。取る。
30問:電気設備に関する技術基準を定める省令・・・「ふつう」。取る。
31問:図記号当て・・・「ふつう」。
32問:図記号取付位置・・・「ふつう」。
33問:コンセント刃受け当て・・・「ふつう」。
34問:図記号の名称・・・「ふつう」。
35問:電線管図記号・・・「ふつう」。
36問:接地工事・・・「ふつう」。
37問:機器図記号・・・「ふつう」。
38問:絶縁抵抗・・・「ふつう」。
39問:器具図記号・・・「ふつう」。
40問:最少電線本数・・・「ふつう」。
41問:コネクタ当て・・・「ふつう」。
42問:器具写真鑑別・・・「ふつう」。
43問:工具写真鑑別・・・「ふつう」。
44問:計測器写真鑑別・・・「ふつう」。
45問:図記号機器写真鑑別・・・「ふつう」。
46問:Eスリーブ・Pスリーブ・・・「ふつう」。
47問:スイッチ図記号・・・「ふつう」。
48問:リングスリーブ当て・・・「ふつう」。
49問:リングスリーブ当て・刻印当て・・・「ふつう」。
50問:未使用コンセント・・・「ふつう」。
憶えられない、点数が伸びない、よく間違える、実力が付かない、何やってんのかわからないという人は、教材を見直してみてください。
独学向けの良質な教材を使うことこそ、独学合格の“肝”です。
教材の詳細は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」に述べてますが、読むのがメンドクサイ人は…、
筆記用のテキストは、絵が多くて漢字の少ない「 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2024年版) 」を、
筆記用の過去問には、コンパクトで持ち運びやすい「 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2024 」を使います。
技能のテキストは、写真の多い「 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付 」を…、
技能の工具は、定番メーカー:HOZANの「ホーザン(HOZAN) 基本工具 DK-28 」を…、
技能の材料には、工具と同じメーカーの「ホーザン(HOZAN) DK-52 2回セット」を使います。
(教材には「年度」対応があるので、必ず、自分の受ける年になっているか、確認してください。)
(「技能教材よくある質問(何回分がいいの?等)」も、参考にしてください。)
第2種電気工事士 技能試験の独学は、ケーブル等の教材と工具、そして、テキストがあれば間に合います。
とはいえ、独学に「あると便利」なものが多々あります。まさに独学向けというものなので、参考にしてください。
高評価だったのは、「ホーザン(HOZAN) 合格配線チェッカー Z-222」です。
利用者曰く、「回路的に正しいという自信が付く。使えない問題もあったが、最も役に立った。」とのことです。
独学だと、候補問題を作っても、答え合わせに一苦労します。
わたしも、受験生当時に(これで合ってるの?)と、お手本のテキストとにらめっこした記憶があります。往時にあったらとても便利だったと思います。
独学で一抹の不安のある方は、使ってみてください。
次は、「ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200」です。
多用途、時短になる、ウォータレンチプライヤの代わりにもなる、と高評価です。
これは、独学に関係なく、有用かと思います。
さて、独学では役には立つも、“すごくではない”というのが…、
・ホーザン(HOZAN) 合格ゲージ P-925 P-956/P-957/P-958用
…です。
クリップの方は、ホーザン教材に入っているもので十分とのこと。ホーザンの教材でない人は、一考するといいでしょう。
んで、ゲージの方は、外れやすいのでアレ、使わなくなる、とのことです。用途に合いそうなら、考えてみてください。
なお、セットのもあります。「HOZAN (ホーザン) の合格シリーズ3点セット【 DK-200 合格マルチツール 】【 P-926 合格クリップ 】【 P-925 合格ゲージ 】」です。
独学の欠点をこれらの補助教材でカバーできます。“絶対”に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
教材にお金を惜しんではいけません。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
受験が終わっても、危険物や消防設備士等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。
「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。
先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。
第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。
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