登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページでは、「せ」の付く生薬の「セキサン」について、見ていきます。当該生薬の傾向と対策、優先順位、語呂あわせや、頻出ポイントをまとめています。そのほか、過去問を「○×問題」形式で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用に。
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。」
「セキサンのエキスは、白色濃厚セキサノールとも言われる。」
…以上です。
後半部分の「白色濃厚セキサノール」は、当該セキサンの固有事項なので、狙われる可能性があります。チェックしておきましょう。
ちなみに、基原のヒガンバナは、こんなものです。
いい色をした花です。
セキサンは、出題実績があることにはあります。押さえておくべき生薬です。
よって、優先順位は、「そこそこ」です。
なお、当該成分が配合された市販薬には、「 【指定第2類医薬品】ベリコデエース錠 60錠 」などがあります。
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
当該生薬は…、
「セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。」
…といった感じに出題されています。
「セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「セキサン」には、問題文の言うように、「去痰作用」があります。
こんな次第で、解答は、「○」と相なります。
なお、当該セキサンの基原が、「福岡県 R4 第71問」で、問われています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、「セキサン・・・ヒガンバナ」くらいに、チェックしておきましょう。
当該セキサンですが、「お花は去痰」で憶えましょう。
花系の生薬の「オウヒ(桜皮)」や「キキョウ(桔梗)」は、ともに、去痰作用があります。
んで、セキサンですが、基原は「ヒガンバナ」です。漢字で書くと、「彼岸花」です。
こうした次第で、「セキサン=ヒガンバナ=花→花は去痰」と、繋げて憶えるってな次第です。
まあ、くだらない方ですが、「関さんは痰が凄い」などのフレーズでもいいのですが、個人的には、「お花は去痰」が好みです。
暗記用に、空白問題を出しておきます。
セキサン --- 「○○作用」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「せ」の付くの生薬へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする