まれに重篤な副作用の「肝機能障害」のまとめ

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 このページでは、漢方処方製剤の「副作用」の「まれに重篤な副作用」が「肝機能障害」のみの漢方処方製剤を一覧化して、まとめている。横断学習用。当該論点は、厳密に憶える必要はないが、チェック用に。何回も眺めて、知識の整理を。

はじめに

 このページには、漢方処方製剤の「まれに生じる重篤な副作用」が「肝機能障害」だけの漢方処方製剤をリスト化しています。

 数は、「5個前後」です。

 就寝前のひと時や、通勤通学時の細切れ時間のチェック用に、活用ください。

一括リスト

1つ目:肝機能障害だけ

 まずもって、第3節「胃腸に作用する薬」の「胃の不調」の「六君子湯」です。

 当該六君子湯の「まれ重篤」な副作用は、「肝機能障害」のみです。

2つ目・3つ目:肝機能障害だけ

 次に、第6節「婦人薬」で…、

 ・温清飲(うんせいいん)

 ・桂枝茯苓丸

 …となっています。

 当該2つの婦人薬の「まれ重篤」な副作用は、「肝機能障害」のみです。

 なお、「温清飲(うんせいいん)」の「漢字」に注意してください。

 似た漢字の「温経湯(うんけいとう)」は、「まれ重篤」な副作用が「ない」です。

 こういう似た漢字同士は、実に狙われているので、整理して憶えましょう。

4つ目:肝機能障害だけ

 次は、第11節「歯・口中薬」の「茵蔯蒿湯」です。

 「茵蔯蒿湯」ですが、「歯・口中薬」の「口内炎用薬」の場合、まれに重篤な副作用として、「肝機能障害」が生じると、手引きに明記されています。

 しかし、「内服アレルギー用薬」の「皮膚の症状」に対する「茵蔯蒿湯」では、「肝機能障害」の文言が見られません。

 まあ、ここまで突っ込まれることはそうありませんが、念のため、「茵蔯蒿湯で、肝機能障害が生じるのは、口内炎用薬」と、把握しておきましょう。

5つ目:肝機能障害だけ

 最後は、第13節「滋養強壮保健薬」の「十全大補湯」です。

 当該十全大補湯の「まれ重篤」な副作用は、「肝機能障害」のみです。

 滋養強壮保健薬の漢方処方製剤は、2つしかないので、シッカリ押えましょう。

副作用リンク

 「漢方処方製剤」の「副作用」については、以下のページも参考にしてください。

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