登録販売者 東京都 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第49問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「化粧品」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。

東京都 第49問‐化粧品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「化粧品において、医薬品的な効能効果を表示・標榜 することは、一切認められていない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「医薬品的な 効能効果を表示・標榜 することは一切認められていない」

 …とあります。

 ここは、「一切ダメ」で正しいので、意識して押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「化粧品の直接の容器又は直接の被包には、「化粧品」の文字の表示が義務付けられている。」ですが、誤った記述です。

 化粧品には、その文字の表示が義務付けられてないです。

 この点、医薬品や医薬部外品とは異なるので、意識して押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「化粧品の効能効果の一つに、「毛髪につやを与える。」がある。」ですが、正しい記述です。

 手引きには…、

 「化粧品は、あくまで「人の身体を清潔 にし、美化し、魅力を増し、容貌 を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つ」の範囲内(本章 別表4-2)においてのみ効能効果を表示・標榜 することが認められるものであり、医薬品的な 効能効果を表示・標榜 することは一切認められていない。」

 …とあります。

 化粧品の効能効果は、「人の身体を清潔 にし、美化し、魅力を増し、容貌 を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つ」くらいを押さえておけばいいです。

 巻末資料は、捨てていいでしょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 41問:薬機法

 42問:販売従事登録

 43問:医薬品定義

 44問:毒薬・劇薬

 45問:一般用医薬品のリスク区分

 46問:容器・被包 記載事項

 47問:容器・外箱 記載事項

 48問:医薬部外品

 49問:化粧品

 50問:薬局

 51問:店舗販売業

 52問:配置販売業

 53問:購入時連絡事項

 54問:リスク区分に応じた情報提供

 55問:指定第二類医薬品の陳列

 56問:特定販売

 57問:第66条第1項

 58問:医薬品の広告

 59問:医薬品の販売方法

 60問:監督処分

令和7年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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