本問は、「法規」の「容器・外箱 記載事項」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
 (クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品に添付する文書、その容器等又は外箱等に記載されていてはならない事項の一つに「当該医薬品 に関し虚偽又は誤解を招くおそれのある事項」がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「医薬品について表示や記載が義務づけられている事項がある一方、医薬品に添付する文書、 その容器等又は外箱等に記載されていてはならない事項が次のように定められている。」
「一 当該医薬品に関し虚偽又は誤解を招くおそれのある事項」
…とあります。
まあ、常識的に判断できますね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「医薬品の表示については製造販売業者の責任であるため、医薬品の販売業者が表示の不適切な医薬品を 販売しても罰せられることはない。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
手引きには…、
「本規定は、薬局及び医薬品の販売業においても適用されるものであり、その販売等する医薬品 が不正表示医薬品に該当することのないよう、十分留意される必要がある」
…とあります。
ですから、下手なPOPを作ると、薬機法に抵触してしまうことがある、ってな次第です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「医薬品医療機器等法第50条の規定に基づく法定表示事項及び同法第52条の規定に基づく添付文書 等への記載については、邦文でされていなければならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「添付文書等への 記載については、他の文字、記事、図画、又は図案に比較して見やすい場所にされていなければ ならず、かつ、購入者等が読みやすく理解しやすい用語による正確なものでなければならないこ ととされており(法第53条)、特に明瞭に記載され(規則第217条)、かつ、邦文でされてい なければならない(規則第218条)とされている。」
…とあります。
なお、憶えなくていいですが、「邦文」とは、「日本の文字・文章」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般用医薬品は、これに添付する文書又は容器等若しくは外箱等に、当該医薬品に関する最新の論文そ の他により得られた知見に基づき、用法用量その他使用及び取扱い上必要な注意等が記載されていなけれ ばならない。」ですが、正しい記述です。
「【添付文書等への記載事項】」からの出題です。
手引きには…、
「要指導医薬品、一般用医薬品は、これに添付する文書又は容器等若しくは外箱等に、当該医薬 品に関する最新の論文その他により得られた知見に基づき、用法用量その他使用及び取扱い上必 要な注意等が記載されていなければならないこととされている」
…とあります。
こうい記述も出るので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
★みんなとシェアする