4問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、副作用についての基本問題です。どの選択肢も、よく問われる論点なので、テキストを精読して、正確に押えておきましょう。難易度は「ふつう」です。

4問‐副作用一般

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 本問は、「副作用」についての、基本事項が問われています。

 医薬品は、「副作用」と、切っても切れない関係のため、どの試験科目でも、実によく出ます。

 テキストにて、「副作用」とあれば、丁寧に精読しましょう。本当に、副作用関連の出題があります。

 間違えた人は、テキストを何度も読んで、二度と間違えないようにしておきましょう。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「WHO(世界保健機関)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。」ですが、正しい記述です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 さて、当該選択肢の記述は、ガチ暗記しておきましょう。穴埋め問題で、全ての文言がよくよく出るからです。

 問われるところを挙げると…、

 疾病の予防、診断、治療

 人に通常用いられる量

 有害かつ意図しない反応

 …です。

 ガチンコで出るところなので、テキストの該当ページに付箋を貼るか、または、このページをお気に入りに入れるなどして、確実に暗記しましょう。

 最も要注意な論点です。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の副作用は、薬理作用によるものをいい、アレルギー(過敏反応)によるものは含まない。」ですが、誤った記述です。

 正しくは、「アレルギー(過敏反応)によるものは含む」です。

 これもよく出るので、正確に判別できるようになっておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」です。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品の副作用は、血液や内臓機能への影響等のように、直ちに明確な自覚症状として現れないこともある。」ですが、正しい記述です。

 たとえば、「偽アルドステロン症」は、医薬品の長期服用後に発症することがあります。

 よって、選択肢は、「正」です。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 これらの組み合わせを探せば、「3」と相なります。

 正解:3

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品概論・・・「ふつう」。

 2問:リスク・安全性・・・「ふつう」。

 3問:健康食品等・・・「ふつう」。

 4問:副作用一般・・・「ふつう」。

 5問:アレルギー・・・「ふつう」。

 6問:一般用医薬品・・・「ふつう」。

 7問:医薬品の相互作用・・・「ふつう」。

 8問:アルコール・・・「ふつう」。

 9問:乳児・幼児・小児・・・「ふつう」。

 10問:高齢者・・・「やさしい」。

 11問:妊婦・授乳婦・・・「ふつう」。

 12問:治療と一般用医薬品・・・「やさしい」。

 13問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品販売時の登録販売者・・・「ふつう」。

 16問:販売時のコミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:薬害:CJD・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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