本問は、医薬品の品質についての出題です。常識的な問題なので、大丈夫でしょう。登録販売者では、深く考えるのは、厳禁です。間違うことの方が多いです。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢「a」の「医薬品は、高温や多湿によって品質の変化を起こしやすいものが多いが、光(紫外線)による劣化はない。」ですが、誤った記述です。
光(紫外線)による劣化はあります。
お手元の医薬品の注意書きを読んでみてください。大半の医薬品は、「日の当たらないところ」で保管するようになっているはずです。
よって、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。
bの「一般用医薬品は、購入後すぐに使用されるとは限らず、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、外箱等に記載されている使用期限から十分な余裕をもって販売等がなされるべきである。」は、正しい記述です。
常識的に考えれば、大丈夫でしょう。
よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
cの「表示された「使用期限」は、開封の有無にかかわらず品質が保持される期限である。」ですが、誤った記述です。
とてもよく出る論点です。
「使用期限」は、開封“前”のものです。
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
なお、法規の論点ですが、「使用期限は、メーカーが任意に記載するもので、法律上の記載義務はない」ので、一緒に憶えておきましょう。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
先の組み合わせを探せば、「5」と相なります。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
1問:医薬品概論・・・「ふつう」。
2問:リスク・安全性・・・「ふつう」。
3問:健康食品等・・・「ふつう」。
4問:副作用一般・・・「ふつう」。
5問:アレルギー・・・「ふつう」。
6問:一般用医薬品・・・「ふつう」。
7問:医薬品の相互作用・・・「ふつう」。
8問:アルコール・・・「ふつう」。
9問:乳児・幼児・小児・・・「ふつう」。
10問:高齢者・・・「やさしい」。
11問:妊婦・授乳婦・・・「ふつう」。
12問:治療と一般用医薬品・・・「やさしい」。
13問:プラセボ効果・・・「ふつう」。
14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。
15問:一般用医薬品販売時の登録販売者・・・「ふつう」。
16問:販売時のコミュニケーション・・・「ふつう」。
17問:薬害:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
18問:薬害:スモン訴訟・・・「ふつう」。
19問:薬害:HIV訴訟・・・「ふつう」。
20問:薬害:CJD・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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