第48問‐奈良県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「医薬部外品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第48問‐医薬部外品
（クリックして拡大。）
難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「薬用化粧品類、薬用石けん、薬用歯みがき類は、医薬部外品である。」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「化粧品としての使用目的を有する製品について、医薬品的な効能効果を表示・標榜しよ うとする場合には、」
「その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、人体に対する作用が 緩和であるものに限り、医薬部外品の枠内で、薬用化粧品類、薬用石けん、薬用歯みがき類等として承認されている。」
…とあります。
選択肢の言うような断言はないですが、意味的には、そうなります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しく は機能に影響を及ぼすことを目的とするものはない」ですが、誤った記述です。
全体的に間違っています。
「医薬部外品」ですが、手引きには…、
「人の疾病の診断、治療若しくは 予防に使用されること、又は人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とすること を指し、」
「医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であっ て、」
成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能 効果を表示・標榜することが認められている」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「かつては医薬品であったが、医薬部外品へ移行された製品群がある」ですが、正しい記述です。
選択肢のようなものを、「指定医薬部外品」といいます。
よく出るようになっているので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「直接の容器又は直接の被包には、「部外」の文字の表示が義務付けられている。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。よくこういう問題を考え付くなあと思います。
間違っているのは、「部外」のところです。
正しくは、「医薬部外品」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
法規
令和5年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする
法規
登録販売者
概要
独学シリーズ
対策シリーズ
過去問＋解説
├チェック問題 過去問リスト
├漢方 過去問リスト
├生薬 過去問リスト
├全ブロック 試験問題 科目別
├添付文書 過去問リスト
├「医薬品的な問題」過去問リスト
└PDF過去問を解く３つの理由