第31問‐奈良県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「交感神経系及び副交感神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第31問‐交感神経系及び副交感神経系
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「概ね、交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経系 は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
「食事や休憩等」が「副交感神経系」で、「闘争や恐怖等」が「交感神経系」です。
ド頻出論点なので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、 副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであ る。」ですが、誤った記述です。
これも、「逆」です。
「交感神経」が「ノルアドレナリン」で、「副交感神経」が「アセチルコリン」です。
憶え方あります。「ノルアドレナリン・アセチルコリン（自律神経系）」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「交感神経系と副交感神経系は、互いに拮抗して働き、一方が活発になっているとき には他方は活動を抑制して、効果を及ぼす各臓器・器官（効果器）を制御している。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
各臓器・器官の動向は、他県でド定番なので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「目は、交感神経系が活発になると瞳孔が散大し、副交感神経系が活発になると瞳孔が収縮する」ですが、正しい記述です。
「交感神経系」が活発なときは、「闘争・行動」のときなので、対象をよく見るために、「瞳孔が散大」します。
対して、「副交感神経系」が活発なときは、「食事・休息」のときなので、目がとろんとして、「瞳孔が収縮」します。
こんな感じに、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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令和4年度 奈良県
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