第22問‐奈良県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「目」の出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第22問‐目
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、遠くの物を見るときは丸く厚みが増し、近くの物を見るときには扁平になる。」ですが、誤った記述です。
説明が「逆」になっています。
間違っているのは、「“遠くの物”を見るときは丸く厚みが増し、“近くの物”を見るときには扁平になる」のところです。
正しくは、「“近くの物”を見るときには丸く厚みが増し、“遠くの物”を見るときには扁平になる」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「視細胞が光を感じる反応にはビタミンDが不可欠であるため、ビタミンDが不足す ると夜間視力の低下（夜盲症）を生じる。」ですが、誤った記述です。
「夜盲症（鳥目）」といえば、「ビタミンA」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「結膜の充血では、白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、「人体」の「目」では、「〇膜」の語句が実によく変えられます。
「結膜」のところも、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「涙器は、涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなり、涙腺は上眼 瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生する。」ですが、正しい記述です。
「涙器」と「涙腺」の正しい記述です。
「“血漿”から涙液を産生」のところも、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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令和4年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
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