第38問‐奈良県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「肝機能障害」についての問題です。基礎・基本事項ばかりです。難しいところはありません。

第38問‐肝機能障害

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「有効成分又はその代謝物による直接的肝毒性が原因で起きる中毒性のものがある。」ですが、正しい記述です。

 「肝機能障害」の正しい記述です。

 選択肢の「中毒性」のほか、「アレルギー性」のものもあります。押えておきましょう。

 何かしらんけど、他県でも、当該肝機能障害の中毒性とアレルギー性が問われているので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものがある。」ですが、正しい記述です。

 先に見たように、肝機能障害には、中毒性のものとアレルギー性のものがあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「主な症状には、全身の倦怠感、黄疸等がある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 症状のガチ暗記は無用ですが、「全身の倦怠感」と「黄疸」は、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「漫然と原因と考えられる医薬品を使用し続けると、不可逆的な病変(肝不全)を生 じ、死に至ることもある。」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。

 今後、「肝不全」が出そうな感じがします。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:鼻及び耳

 22問:目

 23問:膵臓

 24問:循環器系

 25問:呼吸器系

 26問:消化器系

 27問:腎臓及び副腎

 28問:骨格系及び筋組織

 29問:血液

 30問:消化酵素

 31問:交感神経系及び副交感神経系

 32問:医薬品の剤形

 33問:口腔粘膜からの吸収によって効果を発揮する医薬品

 34問:医薬品の吸収及び分布

 35問:医薬品の代謝及び排泄

 36問:ショック(アナフィラキシー)

 37問:間質性肺炎

 38問:肝機能障害

 39問:消化器系に現れる副作用

 40問:皮膚に現れる副作用

令和4年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

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こまごましたもの

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