第26問‐奈良県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「消化器系」についての出題です。定番の論点ばかりです。難しいところはありません。
第26問‐消化器系
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「消化には、消化腺から分泌される消化液による化学的消化と、咀嚼（食物を噛み、 口腔内で粉砕すること）や消化管の運動による機械的消化とがある。」ですが、正しい記述です。
近年、他県でも、当該「化学的消化」と「機械的消化」を問うところがありました。
「入れ替え」問題が多かったので、どっちがどうなのか、整理して押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「歯の齲蝕とは、口腔内の常在細菌がタンパク質から産生する酸で歯が脱灰されるこ とによって起こる歯の欠損のことであり、象牙質に達すると、神経が刺激されて、歯 がしみたり痛みを感じるようになる。」ですが、誤った記述です。
本問は、手引きの「注記」からの出題です。
テキストに載ってないかもですが、まあ、常識的に、判断できるかと思います。
間違っているのは、「タンパク質から産生する酸」のところです。
正しくは、「糖質から産生する酸」です。
「甘い物で虫歯」ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「食道の上端と下端には括約筋があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように 防いでいる。」ですが、正しい記述です。
「食道」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「小腸のうち十二指腸に続く部分の、概ね上部７０％が空腸、残り３０％が回腸であ るが、明確な境目はない」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「概ね上部７０％が空腸、残り３０％が回腸」のところです。
正しくは、「概ね上部４０％が空腸、残り約６０％が回腸」です。
数字は、常に狙われています。「人体の数字1」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢後半の「明確な境目はない」は、正しいです。
ときおり、「明確な境目が“ある”」などと出題されているので、押えておきましょう。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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令和4年度 奈良県
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