本問は、「人体」の「点眼薬と点鼻薬の注意事項」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「点眼薬により、ショック(アナフィラキシー)等のアレルギー性の副作用 を生じることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「アレルギー反応は微量の抗原でも生じるため、点眼薬や含嗽 薬(うがい薬) 等でもショック(アナフィラキシー)等のアレルギー性副作用を生じることがある。」
…とあります。
たかが目薬と言って舐めちゃダメなんですよ。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがあるため、眼以外 の部位に到達して起こる副作用を軽減するためには、点眼後に目頭の鼻涙 管の部分を押さえることが有効である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、「ひっかけ」で、目頭が目尻に変えられたことがあったので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「点鼻後に鼻腔 粘膜で吸収された点鼻薬の有効成分は、初めに肝臓で代謝 を受けて全身に分布する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「初めに肝臓で代謝 を受けて全身に分布する」のところです。
正しくは、「初めに肝臓で代謝を受け ることなく全身に分布する」です。
手引きには…、
「 粘膜の下には毛細血管が豊富なため、点鼻薬の成 分は循環血液中に移行しやすく、また、坐 剤等の場合と同様に、初めに肝臓で代謝を受け ることなく全身に分布するため、全身性の副作用を生じることがある」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「一般用医薬品に分類される点鼻薬には、全身作用を目的とするものもある」ですが、誤った記述です。
そんなものはありません。
手引きには…、
「鼻腔 の粘膜に医薬品を適用する場合も、その成分は循環血液中に入るが、一般用医薬品 には全身作用を目的とした点鼻薬はなく、いずれの医薬品も、鼻腔 粘膜への局所作用を目 的として用いられている」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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