登録販売者 過去問＋解説 関西広域連合 令和7年度（2025年度）第72問
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「薬が働く仕組み」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第72問‐薬が働く仕組み
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「全身作用を目的とする医薬品では、その有効成分が吸収されて、循環血液 中に移行することが不可欠である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「有効成分が吸収されるにつれて、その血中濃度は上昇し、ある最小有効濃 度（閾 値）を超えたときに生体の反応としての薬効が現れる。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「有効成分の血中濃度は、ある時点でピーク（最高血中濃度）に達し、その 後は低下していくが、これは代謝・排泄 の速度が吸収・分布の速度を上回る ためである。」ですが、正しい記述です。
これもそのとおりの記述です。
解説のしようがありません。
手引きには…、
「血中濃度はある時点でピーク（最 高血中濃度）に達し、その後は低下していくが、これは代謝・排泄 の速度が吸収・分布の速度を 上回るためである。やがて、血中濃度が最小有効濃度を下回ると、薬効は消失する」
…とあります。
不安な人は、チェックしておきましょう。昔からよく出るところですよ！
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「舌下錠は、有効成分を舌下で溶解させる剤形で、薬効を期待する部位は口 の中や喉である。」ですが、誤った記述です。
「剤形」と「内服以外の用法における粘膜からの吸収」からの複合出題です。
間違っているのは、「薬効を期待する部位は口 の中や喉である」のところです。
正しくは、「口腔 粘膜から吸収されて全身作用を現す」です。
前半の「有効成分を舌下で溶解させる」は、剤形からの出題で、正しい記述です。
後半は、先に見たように間違っています。
手引きには…、
「口に含むため内服と混同されやすいが、抗狭心症薬の ニトログリセリン（舌下錠、スプレー）や禁煙補助薬のニコチン（咀嚼 剤）のように、有効 成分が口腔 粘膜から吸収されて全身作用を現すものもある」
…とあります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
令和7年度 関西広域連合 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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