本問は、「人体」の「鼻・耳」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「鼻腔 の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎といい、鼻汁過多や鼻閉 (鼻づまり)などの症状を生じる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「副鼻腔 に入った 埃 等の粒子は、粘液に捉えられて線毛の働きによって鼻 腔 内へ排出される。」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「副鼻腔 も、鼻腔 と同様、線毛を有し粘液を分泌する細胞でできた粘膜で覆われている。」
「副 鼻腔 に入った 埃 等の粒子は、粘液に捉えられて線毛の働きによって鼻腔 内へ排出されるが、」
「 鼻腔 と連絡する管は非常に狭いため、鼻腔 粘膜が腫れると副鼻腔 の開口部がふさがりやすく なり、副鼻腔 に炎症を生じることがある」
…とあります。
副鼻腔、そこそこ出ます。しっかりテキストに当たっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「耳垢 (耳あか)は、内耳にある耳垢 腺(汗腺の一種)や皮脂腺からの分泌 物に、 埃 や内耳上皮の老廃物などが混じったものである。」ですが、誤った記述です。
いわゆる“耳”つながりの問題です。内耳のところが間違っています。
正しい記述は、「外耳道にある耳垢 腺(汗腺の一 種)や皮脂腺からの分泌物に、 埃 や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢 (耳あか)とな る。」です。
目のド定番の出題形式です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「乗物酔いは、鼓室で感知する平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。 」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「鼓室」のところです。
正しくは、「前庭」です。
内耳にある平衡器官は、前庭ですね。
鼓室は、鼓膜の奥にある中耳という部分の空間です。
手引きには…、
「鼓室は、耳管という管で鼻腔 や咽頭と通じている。急な気圧変化のため鼓膜の内外に気圧 差が生じると、耳がつまったような不快感や痛みなどを感じるが、顎を動かす等の耳抜き動 作によって意識的に耳管を開けると気圧の均衡が戻って回復する」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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