本問は、「人体」の「皮膚に現れる副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「アレルギー性皮膚炎は、医薬品が接触した皮膚の部位にのみ生じる。」ですが、誤った記述です。
選択肢の記述は、接触皮膚炎のものですね。
手引きには…、
「接触皮膚 炎は医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特 徴である。」
…となっています。
対して、「アレルギー性皮膚炎」は、「アレルギー性皮膚炎の場合は、発症部位は医薬品の接触部位に限定されない」とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化す る場合がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「その症状は医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合があ る。」
「貼付剤の場合は剥がした後でも発症することがある。」
「光線過敏症が現れた場合は、原因 と考えられる医薬品の使用を中止して、皮膚に医薬品が残らないよう十分に患部を洗浄し、 遮光(白い生地や薄手の服は紫外線を透過するおそれがあるので不可)して速やかに医師の 診療を受ける必要がある」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「医薬品を使用した後に発疹 ・発赤等が現れた場合は、薬疹 の可能性を考慮 し、原因と考えられる医薬品の使用を直ちに中止する。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
手引きには…、
「医薬品を使用した後に発疹 ・発赤等が現れた場合は、薬疹 の可能性を考慮すべきである。」
「 重篤な病態への進行を防止するため、原因と考えられる医薬品の使用を直ちに中止する。」
「痒み等の症状に対して、一般の生活者が自己判断で対症療法を行うことは、原因の特定を困難 にするおそれがあるため、避けるべきである。」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「接触性皮膚炎は、外用薬の副作用で生じることはない。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
手引きには…、
「一般に 「かぶれ」と呼ばれる日常的に経験する症状であるが、外用薬の副作用で生じることもある」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
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