本問は、「適正使用」の「クロルフェニラミンマレイン酸塩」についての問題です。「相談すること」の選択肢が2つもあり、また、残る1つの選択肢がこれまでにない出題だったので、完答の厳しい問題です。選択肢の「3」だけは、ガチで判別し、最終解答は、運を天に任せましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「緑内障の診断を受けた人は、「相談すること」とされている。」ですが、正しい記述です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「胃潰瘍の診断を受けた人は、「相談すること」とされている」ですが、誤った記述です。
「胃潰瘍」が「相談すること」なのは、「ない」です。
当該胃潰瘍が「適正使用」に出てくるのは、「カフェイン」の「使用しない」のみです。
参考:使用しない 基礎疾患
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「眠気等が懸念されるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしない こと」とされている」ですが、正しい記述です。
これは、ド頻出論点です。
「クロルフェニラミンマレイン酸塩」は、「抗ヒスタミン成分」なので、「運転操作をしない」となっています。
これは、一問丸ごと出る論点なので、ガチで押えておきましょう。これだけは、解けないとダメです。
参考:運転操作しない
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一定期間又は一定回数使用しても症状が改善されない場合は、ほかに原 因がある可能性があるため、「長期連用しないこと」とされている」ですが、正しい記述です。
かぜ薬、解熱鎮痛薬、抗菌性点眼薬、鼻炎用内服薬、鎮静薬、アレルギー用薬は、すべて、「長期連用しないこと」となっています。
設問の薬は、「内服アレルギー用薬」なので、正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
参考:長期連用しない1
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
当該年度の過去問は、以上です。お疲れ様でした!!
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