令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「基本知識」の「CJD訴訟」についての出題です。CJDとは、「クロイツフェルト・ヤコブ病」をいいます。「基礎知識」では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
薬害の歴史は、細かいところまでが、本当によく出ます。
テキストの該当部分は、10回は読んで、キーワードを押えておきましょう。
「CJD訴訟」のキーワードは…、
「脳外科手術」、「ヒト乾燥硬膜」、「クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)」のほか…、
「CJDは、タンパク質の一種のプリオン」、「重篤な神経難病」などです。
出題実績があるので、きっちり、テキストを読み込んでください。
「CJD訴訟のポイントまとめ」も、参考願います。
選択肢aの「ウイルスであるプリオンが原因とされている。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。超定番問題ですね!
間違っているのは、「ウイルスであるプリオン」のところです。
正しくは、「タ ンパク質の一種であるプリオン」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「プリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品として流通し、脳外科手術 で移植された患者にCJDが発生した。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
不安な人は、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「CJD訴訟とは、脳外科手術等に用いられていたウシ乾燥硬膜を介してCJDに罹 患したこ とに対する訴訟である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ウシ」のところです。
正しくは、「ヒト」です。
これも、昔からの定番論点です。できないとダメですよ!
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「プリオンが脳の組織に感染し、次第に認知症に類似した症状が現れ、死に至る重篤な神経難 病である」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「プリオンが脳の組織に感染し、次第に認知症 に類似した症状が現れ、死に至る重篤な神経難病である」
…とあります。
不安な人は、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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