令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「基本知識」の「食品と医薬品の相互作用」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「酒類(アルコール)をよく摂取する者では、アセトアミノフェンの薬効が十分に得られない ことがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストを精読しておけば、即答でした。
手引きには…、
「アルコ ールは、主として肝臓で代謝されるため、酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓 の代謝機能が高まっていることが多い。」
「その結果、肝臓で代謝されるアセトアミノフェンな どでは、通常よりも代謝されやすくなり、体内から医薬品が速く消失して十分な薬効が得ら れなくなることがある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
アセトアミノフェンがピンポイントで問われることもあるので、押えておきましょう。
選択肢bの「総合感冒薬とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
総合感冒薬にも、カフェインが入っているので、コーヒーを飲むと過剰摂取となります。
手引きには…、
「カフェインやビタミンA 等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在 するために、それらを含む医薬品(例:総合感冒薬)と食品(例:コーヒー)を一緒に服用す ると過剰摂取となるものもある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ハーブは、生薬成分が配合された医薬品の効き目や副作用を増強させることがある。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
手引きには…、
「生薬成分等については、医薬品的な効能効果が標榜 ぼう 又は暗示されていなければ、食品(ハーブ等)として流通可能なものもあり、そうした食品 を合わせて摂取すると、生薬成分が配合された医薬品の効き目や副作用を増強させることが ある。」
…とあります。
カンゾウは、甘味料として、せんべいや飲料に入ってることがありますね。
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よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「食品は、外用薬や注射薬の作用や代謝に影響を与えることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能 性がある。」
…とあります。
なぜだか全国的に出る記述なんで、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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