令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「瀉下薬の配合成分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「ヒマシ油は、小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。」ですが、正しい記述です。
「小腸刺激性瀉下成分」の「ヒマシ油」の正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ピコスルファートナトリウムは、小腸で分解されて、小腸への刺激作用を示す。」ですが、誤った記述です。
「ピコスルファーナトリウム」は、「大腸刺激性瀉下成分」です。
瀉下成分は、小腸なのか、大腸なのか、きちんと整理して憶えましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「カルメロースナトリウムは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、 糞便のかさを増やすとともに 糞便を柔らかくする」ですが、正しい記述です。
「膨潤性瀉下成分」の「カルメロースナトリウム」の正しい記述です。
繰り返しますが、マイナー成分も、要チェックです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解して生じるガスによ って便通を促すとされる」ですが、正しい記述です。
「マルツエキス」の正しい記述です。
ちなみに、当該マルツエキスは、乳幼児の便秘に用いられます。「おまる」くらいに憶えるといいでしょう。
なお、手引きには、「マルツエキスは麦芽糖を60%以上含んでおり水飴状で甘く、乳幼児の発育不良時の栄養補給にも用いられる」とあります。
「60%以上」という数字のあることから、狙われる可能性があります。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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