午前第21問‐福島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤 かぜ」についての出題です。すべての選択肢が漢方処方製剤で構成されている問題です。勉強してないと無理です。「捨て問」でも構いませんが、「かぜ」の漢方処方製剤は、頻出なので、押えておいて損はありません。

午前第21問‐漢方処方製剤 かぜ

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 問題文では、体力規定(虚実)が「体力中等度又はやや虚弱」となっています。

 んで、キーワードに、「かぜの中期から後期の症状」があります。

 上記2点から、答えは「3」の「柴胡桂枝湯」となります。

補足1

 「1」の「桂枝湯」ですが、これは、体力規定(虚実)が「虚弱」です。

 また、「かぜの初期」がキーワードとなっています。

 よって、誤りとなります。

補足2

 「2」の「小青竜湯」ですが、これは、体力規定(虚実)が「体力中等度又はやや虚弱」で合っています。

 しかし、「かぜの中期から後期の症状」に適すものではありません。

 また、当該小青竜湯と言えば、キーワードは、「うすい水様の痰」です。これがない点でも、判断できるかと思います。

 よって、誤りとなります。

補足4

 「4」の「麻黄湯」ですが、これは、体力規定(虚実)が「体力充実」です。

 そして、当該麻黄湯は、「かぜの引き始め 汗の出ていない感冒」に適しています。

 よって、誤りとなります。

 なお、当該体力充実ですが、数が少ないので、「ブログ 「体力充実」と「比較的体力があり」」で、まとめて憶えてしまいましょう。

補足5

 「5」の「香蘇散」ですが、これは、体力規定(虚実)が「虚弱」です。

 そして、「かぜの初期」に適す漢方処方製剤となっています。

 よって、誤りとなります。

答え

 正解:3

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医薬品

 21問:漢方処方製剤 かぜ

 22問:かぜ薬成分

 23問:解熱鎮痛薬

 24問:解熱鎮痛薬の配合成分

 25問:眠気を防ぐ薬

 26問:乗物酔い防止薬

 27問:生薬 小児鎮静薬

 28問:鎮咳去痰薬

 29問:生薬 鎮咳去痰薬

 30問:口腔咽喉薬・含嗽薬

 31問:胃腸の薬の配合成分

 32問:瀉下薬の配合成分

 33問:止瀉薬の配合成分

 34問:漢方処方製剤 腸の不調

 35問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 36問:浣腸薬及びその配合成分

 37問:生薬 強心薬

 38問:血中コレステロール

 39問:貧血及び貧血用薬

 40問:循環器用薬

 41問:外用痔疾用薬

 42問:内用痔疾用薬

 43問:生薬 泌尿器用薬

 44問:漢方処方製剤 婦人薬

 45問:抗ヒスタミン成分

 46問:アレルギー及びアレルギー用薬

 47問:鼻炎用点鼻薬

 48問:眼科用薬

 49問:殺菌消毒成分

 50問:皮膚に用いる薬

 51問:歯痛・歯槽膿漏薬

 52問:口内炎及び口内炎用薬

 53問:禁煙補助剤

 54問:ビタミン成分

 55問:滋養強壮保健薬

 56問:漢方処方製剤

 57問:生薬成分

 58問:感染症及び消毒薬

 59問:有機リン系殺虫成分

 60問:尿糖・尿タンパク検査薬

令和4年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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