令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「貧血及び貧血用薬」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ビタミンB6は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用い られる。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「鉄が吸収されやすい状態に保つ」なのは、「ビタミンC」です。
手引きには…、
「ビタミンC(アスコルビン酸等)は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目 的として用いられる」
…とあります。
当該ビタミンB6は、「ヘモグロビン産生に必要」となっています。
マイナーなものでも、押えておきましょう。
「医薬品 その他系のビタミン成分」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「鉄分の摂取不足を生じても、初期にはヘモグロビン量自体は変化せず、ただちに貧 血の症状は現れない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「コバルトは、ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。」ですが、誤った記述です。
「コバルト」ですが、「骨髄での造血機能を高める」です。
選択肢の言う「鉄の代謝や輸送」ウンヌンの成分は、「銅」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「鉄分の吸収は 、食後より 空腹時のほうが高いとされている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「鉄分の吸収は空腹時のほうが高いとされているが、」
「消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい。」
「胃への負担を軽減するため、腸溶性とした製品もある」
…とあります。
「食後の方が望ましい」のところも、試験に出ているので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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