令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「解熱鎮痛薬の配合成分」についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。生薬も、押えておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。」ですが、正しい記述です。
「アセトアミノフェン」の正しい記述です。
選択肢の言う「主として中枢作用」と「末梢における抗炎症作用は期待できない」は、当該の固有事項なのでよく出ます。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「エテンザミドは、作用の仕組みの違いによる相乗効果を期待して、他の解熱鎮痛成 分と組み合わせて配合されることが多い。」ですが、正しい記述です。
「エテンザミド」の正しい記述です。
選択肢の言う組み合わせは、「アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミド」で「ACE処方」です。
よく出るので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「シャクヤクは、発汗を促して解熱を助ける作用を期待して配合される。」ですが、誤った記述です。
「シャクヤク」ですが、これは、「鎮痛鎮痙作用、鎮静作用」の効能があります。
選択肢の言う「発汗を促して解熱」ウンヌンの生薬は、「ショウキョウ」や「ケイヒ」です。
なお、「ショウキョウ」ですが、おなじみの「ショウガ(生姜)」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ブロモバレリル尿素は、解熱鎮痛成分の鎮痛作用を助ける目的で配合されている場 合がある」ですが、正しい記述です。
「ブロモバレリル尿素」ですが、「鎮静成分」で、選択肢の言うように「鎮痛作用を助ける目的」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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