登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の「鎮暈薬(乗物酔い防止薬)」の「代表的な配合成分、主な副作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。
復習用に、手引きの「代表的な配合成分、主な副作用」部分を抜粋すると…、
「抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を促す作用がある。」
「抗コリン成分では、眠気を促すほかに、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがある。」
「乗物の運転操作をするときは、乗物酔い防止薬の使用を控える必要がある。」
「なお、乗物酔い防止薬には、主として吐きけを抑えることを目的とした成分も配合されるが、つわりに伴う吐きけへの対処として使用することは適当でない」
…となっています。
副作用は、そのすべてが出るようになっています。
鎮暈薬では、特に、「眠気を促す作用」に、注意してください。
最優先すべき記述は、「乗物の運転操作をするときは、乗物酔い防止薬の使用を控える必要がある。」です。
出題例としては、「関西広域連合 R2 第30問」などがあります。
当該運転操作しないは、「適正使用」でも、問われるところなので、ガチで押えておきましょう。
参考:適正使用 運転操作しない
また、当該鎮暈薬の抗コリン成分に限定されるものではないですが…、
「抗コリン成分では、眠気を促すほかに、“散瞳”による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがある。」
…のところも、要注意です。
「ひっかけ」問題として、“散瞳”が縮瞳などに変えられるおそれがあるので、意識して見ておいてください。
最後に、「使用上の注意」についても、見ておくべきで…、
「なお、乗物酔い防止薬には、主として吐きけを抑えることを目的とした成分も配合されるが、つわりに伴う吐きけへの対処として使用することは適当でない」
…は、要チェックです。「長野県 R5 第66問」とかの出題例があります。
鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分は、以下のとおりです。
ビタミン成分(ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸アミド、リボフラビン等)
・相互作用
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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