登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の第3節「鎮暈薬」の試験ポイントと、配合成分の個々のページへのインデックス。
「鎮暈薬(ちんうんやく)」も、「総論」部分から出題されています。
膨大な数の成分を憶えるより、1~2ページしかない「総論」の方が、コストパフォーマンスが高いです。
まずは、「総論」から押えて、1点を確保しましょう。
乗り物酔いによるめまい、吐き気、頭痛を防止・緩和するのが、鎮暈薬です。
よって、つわりに伴う吐き気へ使用することは、適切ではありません。
適正利用は、ド頻出テーマですので、必ず憶えておきましょう。
次のポイントは、「3歳未満の乳幼児」です。
「3歳未満の乳幼児」は、自律神経が未発達であり、乗り物酔いがほとんどありません。
3歳未満の乳幼児に、みだりに使用されることがないように、注意する必要があります。
試験では、とりわけ、「数字」が出る可能性があります。「15歳未満」とか「6歳未満」とか「13歳未満」などで、ひっかけてくる公算が大です。「3歳未満」と正確に憶えましょう。
めまい等が日常的に生じる場合は、医療機関への受診を勧奨すべきです。
また、高齢者の場合、平衡機能の衰えや、聴覚障害によって、めまい等が生じることがあります。乗り物酔いとのそれとは区別して取り扱う必要があります。
以上のことが、頭に入っていれば、「鎮暈薬」では、多くの選択肢を選別できるはずです。
「鎮暈薬」に登場する各成分へのリンクです。
ビタミン成分(ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸アミド、リボフラビン等)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする