登録販売者:鎮暈薬のポイントとインデックス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の第3節「鎮暈薬」の試験ポイントと、配合成分の個々のページへのインデックス。

インデックス

  1. 総論はねらい目
  2. 鎮暈薬のポイント1‐適正利用
  3. 鎮暈薬のポイント2‐3歳未満
  4. 鎮暈薬のポイント3‐受診勧奨
  5. 【鎮暈薬】抗めまい成分へ
  6. 【鎮暈薬】抗ヒスタミン成分へ
  7. 【鎮暈薬】抗コリン成分へ
  8. 【鎮暈薬】鎮静成分へ
  9. 【鎮暈薬】キサンチン成分へ
  10. 【鎮暈薬】局所麻酔成分へ
  11. 【鎮暈薬】その他 ビタミン成分へ

総論はねらい目

 「鎮暈薬(ちんうんやく)」も、「総論」部分から出題されています。

 膨大な数の成分を憶えるより、1~2ページしかない「総論」の方が、コストパフォーマンスが高いです。

 まずは、「総論」から押えて、1点を確保しましょう。

鎮暈薬のポイント1‐適正利用

 乗り物酔いによるめまい、吐き気、頭痛を防止・緩和するのが、鎮暈薬です。

 よって、つわりに伴う吐き気へ使用することは、適切ではありません。

 適正利用は、ド頻出テーマですので、必ず憶えておきましょう。

鎮暈薬のポイント2‐3歳未満

 次のポイントは、「3歳未満の乳幼児」です。

 「3歳未満の乳幼児」は、自律神経が未発達であり、乗り物酔いがほとんどありません。

 3歳未満の乳幼児に、みだりに使用されることがないように、注意する必要があります。

 試験では、とりわけ、「数字」が出る可能性があります。「15歳未満」とか「6歳未満」とか「13歳未満」などで、ひっかけてくる公算が大です。「3歳未満」と正確に憶えましょう。

鎮暈薬のポイント3‐受診勧奨

 めまい等が日常的に生じる場合は、医療機関への受診を勧奨すべきです。

 また、高齢者の場合、平衡機能の衰えや、聴覚障害によって、めまい等が生じることがあります。乗り物酔いとのそれとは区別して取り扱う必要があります。

 以上のことが、頭に入っていれば、「鎮暈薬」では、多くの選択肢を選別できるはずです。


鎮暈薬の個々の成分

 「鎮暈薬」に登場する各成分へのリンクです。

鎮暈薬:総論

 ポイントとインデックス

鎮暈薬:抗めまい成分

 ジフェニドール塩酸塩

鎮暈薬:抗ヒスタミン成分

 ジメンヒドリナート(ジフェンヒドラミンテオクル酸塩)

 メクリジン塩酸塩

 プロメタジンテオクル酸塩

 クロルフェニラミンマレイン酸塩

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩

鎮暈薬:抗コリン成分

 スコポラミン臭化水素酸塩

 ロートエキス

鎮暈薬:鎮静成分

 ブロモバレリル尿素

 アリルイソプロピルアセチル尿素

中枢神経系を興奮させる成分(キサンチン系成分)

 キサンチン系成分(ジプロフィリン、カフェイン類)

鎮暈薬:局所麻薬成分

 アミノ安息香酸エチル

鎮暈薬:その他

 ビタミン成分(ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸アミド、リボフラビン等)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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