危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「性消(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)」のうち、「第2石油類」の「クロロベンゼン」の一問一答。
主に、「クロロベンゼン」の定番論点の問題を挙げていきます。
「解説」は、下の方にあります。
間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。
問1の『クロロベンゼンは、無色透明である。』ですが、「○」です。
設問の言うとおり、「クロロベンゼン」は、「無色透明」の液体です。
注意して欲しいのは、よく似た名称の危険物との混同です。
第1石油類の「ベンゼン」は、同じく、「無色透明」です。
しかし、第3石油類の「ニトロベンゼン」は、「淡黄色・暗黄色」です。
キッチリと整理して憶えましょう。
問2の『クロロベンゼンは、水に沈む。』ですが、「○」です。
ほとんどが水に浮く乙4危険物ですが、「クロロベンゼン」は、比重が「1.1」で、水に沈みます。
際立った特徴のため、出題者の目に付きやすいところです。
「比重が1以上の危険物の横断まとめと憶え方」などを参考に、押えておきましょう。
「クロロベンゼン」が問われた場合、まず間違いなく、当該比重1.1が出るはずです。
問3の『クロロベンゼンは、引火点が28℃で、発火点が638℃である。』ですが、「○」です。
具体的な数字を憶える必要はありません。
ただ、「クロロベンゼン」は、引火点がそこそこ低いのに、発火点がかなり高いという特徴を、押さえておきましょう。
「クロロベンゼン」の「発火点:638℃」は、乙4危険物のなかで、“最も高い数字”です。
以上、「第2石油類」の「クロロベンゼン」の一問一答でした。
基礎・基本レベルです。
解けない問題があった人は、「ざっくりノート‐クロロベンゼン」などを参考にして、復習しておきましょう。