灯油 一問一答

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　危険物取扱者 乙種４類（乙４）の「性消（危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法）」のうち、「第２石油類」の「灯油」の一問一答。

灯油

　主に、「灯油」の定番論点の問題を挙げていきます。

　「解説」は、下の方にあります。

　間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。

問１『灯油は、淡黄色または淡褐色である。』

正誤はこちら。

問２『灯油の引火点と発火点は、ガソリンより高い。』

正誤はこちら。

問３『灯油は、無臭である。』

正誤はこちら。

問４『灯油は、常温で引火する。』

正誤はこちら。

問５『灯油の別名は、「ディーゼル油」である。』

正誤はこちら。

解説：問１

　問１の『灯油は、淡黄色または淡褐色である。』ですが、「×」です。

　設問の言う「淡黄色または淡褐色」なのは、お友達の「軽油」です。

　「灯油」の色は、「無色または淡紫黄色」となっています。

　「灯油」と「軽油」とは、比較問題でよくよく出題されるので、基本事項は、シッカリ憶えておきましょう。

解説：問２

　問２の『灯油の引火点と発火点は、ガソリンより高い。』ですが、「×」です。

　超絶頻出論点なので、ガチ暗記です。

　ガソリンの引火点は、「－４０度」です。

　灯油の引火点は、「４０度」です。

　次に、発火点ですが…、

　ガソリンの発火点は、「３００度」です。

　灯油の発火点は、「２２０度」です。

　灯油の引火点は「４０度」でなので、ガソリンの「－４０度」より“高い”です。

　しかし、対して、灯油の発火点は「２２０度」であり、ガソリンの「３００度」より“低い”です。

　灯油・灯油の引火点・発火点の数字は、ホント、ボーナス問題くらいに出るので、ガチ暗記しておきましょう。

解説：問３

　問３の『灯油は、無臭である。』ですが、「×」です。

　石油ストーブを使ったことのある人なら、問題ないはずです。

　「灯油」ですが、「特異な臭い（石油臭）」があります。

解説：問４

　問４の『灯油は、常温で引火する。』ですが、「×」です。

　「灯油」の引火点は、先に見たように、「４０℃」です。

　よって、常温（２０℃）では、引火しないことになります。

解説：問５

　問５の『灯油の別名は、「ディーゼル油」である。』ですが、「×」です。

　個人的に、よくできた「ひっかけ」だと思います。

　「灯油」は、別名「ケロシン」です。

　「軽油」が、別名「ディーゼル油」です。

　憶え方あります。「灯油‐乙４性消ざっくりノート」を、参考にしてみてください。

総評＋補足

　以上、「第２石油類」の「灯油」の一問一答でした。

　ほとんど基礎・基本レベルです。

　解けない問題があった人は、「灯油‐乙４性消ざっくりノート」などを参考にして、復習しておきましょう。

　>>>次の一問一答へ。


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