令和元年度(2019年度)第2種電気工事士の上期筆記の過去問+解説インデックス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和元年度(2019年度)第2種電気工事士の上期筆記の過去問+解説。公式の過去問には解説がないので選択肢ごとに解説を付与します。本ページはガイダンスとインデックスのページです。

インデックス

  1. ガイダンス
  2. 筆記過去問リスト
  3. 一般問題
  4. 配線図
  5. やや難・難リスト

ガイダンス

 端的に言うと、令和元年度(2019年度)第2種電気工事士の上期筆記は、テキストを過去問をまじめに消化していれば、穏当に合格点の6割は取れる試験となっています。

 今回の試験の特徴は、“誰も解けないような難問がなかった”ことです。

 一部の問題を除けば、難問もほとんどなく、検索しないとわからない種の問題は、皆無でした。

 ちゃんと勉強した受験生なら、まったく怖くない試験問題でした。

 なお、当該試験の詳細や総評については、長くなったので、「令和元年度(2019年度)の第二種電気工事士:上期筆記試験の総評」の方を、一読ください。

 んでは、過去問です。

筆記過去問リスト

 第1部の「一般問題」は、ぜんぶで「30問」です。

 第2部の「配線図」は、ぜんぶで「20問」です。

 以下、個々の問題へのリンクです。

一般問題

 「一般問題」の個々のリンクです。

配線図

 「配線図」の個々のリンクです。

やや難・難リスト

 当該年度で、最も難しかったのは、「37問:最少電線本数」です。

 出題が「4路スイッチ」であり、かつ、「3階建て」に施工するため、ものすごく手を焼いたかと思います。

 文系の人など、「複線図」が苦手な人は、まったく手がつけられなかったはずです。

 本試験でこの種の問題に遭遇したら、潔く諦めて、他の問題に活路を見出したほうがいいです。

 そもそも「複線図」の問題は、技能の勉強をしていないと、難しいです。

 できない人は、電気理論等で、失点をカバーしてください。

 さて、当該年度では、「複線図」以外では、そう難しい問題はなかったのですが、出題実績のほとんどない「50問:FEP工具」では、(アレレ)となる受験生が多いように思います。念のため、復習しておきましょう。

 まあ、当該年度は、歯軋りするような問題は、なかったです。

 さて、「難問」と「やや難問」は、以下のとおりです。

 37問:最少電線本数・・・「難」。

 47問:差込形コネクタ・・・「難」。

 44問:スリーブ当て・・・「難」。

 48問:ケーブル当て・・・「難」。

 50問:FEP工具・・・「やや難」。

 どのくらい対応できるか、試してみてください。

第2種電気工事士 合格の生命線‐独学向け教材

 

 憶えられない、点数が伸びない、よく間違える、実力が付かない、何やってんのかわからないという人は、教材を見直してみてください。

 独学向けの良質な教材を使うことこそ、独学合格の“肝”です。

 教材の詳細は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」に述べてますが、読むのがメンドクサイ人は…、

 筆記用のテキストは、絵が多くて漢字の少ない「 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2024年版) 」を、

 筆記用の過去問には、コンパクトで持ち運びやすい「 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2024 」を使います。

 技能のテキストは、写真の多い「 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付 」を…、

 技能の工具は、定番メーカー:HOZANの「ホーザン(HOZAN) 基本工具 DK-28 」を…、

 技能の材料には、工具と同じメーカーの「ホーザン(HOZAN) DK-52 2回セット」を使います。

 (教材には「年度」対応があるので、必ず、自分の受ける年になっているか、確認してください。

 (「技能教材よくある質問(何回分がいいの?等)」も、参考にしてください。)

第2種電気工事士 技能 独学 補助教材

 第2種電気工事士 技能試験の独学は、ケーブル等の教材と工具、そして、テキストがあれば間に合います。

 とはいえ、独学に「あると便利」なものが多々あります。まさに独学向けというものなので、参考にしてください。

 高評価だったのは、「ホーザン(HOZAN) 合格配線チェッカー Z-222」です。

 利用者曰く、「回路的に正しいという自信が付く。使えない問題もあったが、最も役に立った。」とのことです。

 独学だと、候補問題を作っても、答え合わせに一苦労します。

 わたしも、受験生当時に(これで合ってるの?)と、お手本のテキストとにらめっこした記憶があります。往時にあったらとても便利だったと思います。

 独学で一抹の不安のある方は、使ってみてください。

 次は、「ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200」です。

 多用途、時短になる、ウォータレンチプライヤの代わりにもなる、と高評価です。

 これは、独学に関係なく、有用かと思います。

 さて、独学では役には立つも、“すごくではない”というのが…、

 ・ホーザン(HOZAN) 合格クリップ P-926

 ・ホーザン(HOZAN) 合格ゲージ P-925 P-956/P-957/P-958用

 …です。

 クリップの方は、ホーザン教材に入っているもので十分とのこと。ホーザンの教材でない人は、一考するといいでしょう。

 んで、ゲージの方は、外れやすいのでアレ、使わなくなる、とのことです。用途に合いそうなら、考えてみてください。

 なお、セットのもあります。「HOZAN (ホーザン) の合格シリーズ3点セット【 DK-200 合格マルチツール 】【 P-926 合格クリップ 】【 P-925 合格ゲージ 】」です。

 独学の欠点をこれらの補助教材でカバーできます。“絶対”に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

 教材にお金を惜しんではいけません。

PDF過去問の閲覧

 

 PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。

 手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。

 受験が終わっても、危険物や消防設備士等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。

 先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

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