第2種電気工事士 学科試験の勉強方法 電気工事の施工方法‐令和6年度(2024年度)試験対応

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

第2種電気工事士の学科試験の試験科目の「電気工事の施工方法」の勉強方法を述べたページ。文系ド素人の人向け。低圧屋内配線工事と施工できる場所、接地工事、接地工事省略、ケーブル工事、金属管工事、合成樹脂管工事、金属可とう電線管工事、地中埋設工事、小勢力回路、線ぴ工事、金属ダクト工事、ライティングダクト工事、ショウウィンドウ内工事、漏電遮断器の施設の省略、電線の接続、誘導電動機(三相誘導電動機)の優先順位やポイントなど。主に、文系向けの内容。主に、文系向けの内容。令和6年度(2024年度)試験対応済み。

電気工事の施工方法の勉強方法を手短に

 

 「電気工事の施工方法」のうち、ほぼ毎回出るのが、「低圧屋内配線工事と施工できる場所」の論点です。

 当該論点は、近年でかなり「難化」した論点です。憶えなくてはいけない電気工事が増大しています。

 以前は、「施工場所と工事種類(合成樹脂管工事、金属管工事、2種金属可とう電線管工事、ケーブル工事)の語呂合わせ」でも述べるように、基本の「全部できる(合成樹脂管工事、金属管工事、2種金属可とう電線管工事、ケーブル工事)」で速攻で問題が解けていました。

 しかし、最近の試験では、先に挙げた電気工事が意図的に“出題されない”ようになっているきらいがあります。

 

 たとえば、上の画像のような「R5 上期午後 第20問」のような問題です。

 よって、現状では、金属線ぴ工事、金属ダクト工事、ライティングダクト工事・平形保護層工事といった工事も、押さえねばならなくなっています。

 また、直近の試験では、ついにというか、「セルラダクト工事」まで、出るようになっています。

 参考:R5 下期午前 第20問

 当該セルラダクト工事が出るのですから、「フロアダクト工事」まで出てもおかしくありません。

 以下の…、

 ・フロアダクト工事・・・「点検できない隠ぺい場所‐乾燥した場所」

 ・セルラダクト工事・・・「点検できる隠ぺい場所‐乾燥した場所」と「点検できない隠ぺい場所‐乾燥した場所」

 …は、憶えておきましょう。

 こんな次第で、当該「低圧屋内配線工事と施工できる場所」では、その“すべてが出る”と仮定して、すべての電気工事について、押さえておくべきです。

 ブログ参考:施工場所と工事種類(合成樹脂管工事、金属管工事、2種金属可とう電線管工事、ケーブル工事)の語呂合わせ

 ブログ参考:施工場所と工事種類(金属ダクト工事、金属線ぴ工事、ライティングダクト工事、バスダクト工事、セルラダクト工事、フロアダクト工事、平形保護層工事)の語呂合わせとまとめ

補足

 ちなみに、フロアダクト工事ですが、調べると…、

 「電線をフロアダクトに入れて床の中に埋め込む工事」

 「床下線工事とも呼ばれており、主にオフィスビルなどで採用」

 「使用電圧は300V以下の乾燥したコンクリートの床限定」

 …となっています。

 そして、「セルラダクト工事」ですが…、

 「床コンクリート内に波型デッキプレートの溝部分を配線ダクトとして使用するもの」

 「使用電圧300V以下」

 …となっています。試験的には、憶えなくていいですが、参考までに。

特殊な場所の工事と施工できる場所

 次の論点を見ていきます。「特殊な場所の工事と施工できる場所」ですが、あまり試験には出ません。

 当該論点では、爆発性粉塵のある場所、可燃性ガスのある場所、可燃性粉塵のある場所、危険物等のある場所で工事可能なものが問われいます。

 正直、あまり出ないので基本だけを「特殊な場所(爆燃性粉じん,可燃性ガス,可燃性粉じん,危険物)の工事と施行場所の語呂あわせとまとめ」等で押さえておきましょう。

接地工事

 

 接地工事は、ガチ暗記すべき最優先論点です。

 当該接地工事は、一般問題と配線図問題でも出るのでコスパ最上です。

 表の暗記だけで点が取れるので、文系なら、絶対にマスターしないといけません。

 憶え方は、「接地抵抗値の憶え方」等を参考にして、丸暗記してください。

接地工事省略

 接地工事省略の論点ですが、ヤヤコシイため、序盤ではきつい論点です。憶える量も多いので、潔く「後回し」にしてください。

 しかし、中盤以降では、必ずやっておきましょう。例年、問われることが同じのボーナス問題が出ることがあるからです。

 当方のブログの「接地工事省略の憶え方-兄ちゃん0.1秒お漏らし」を参考にするほか、過去問の出題例をチェックしておきましょう。

電気工事各種

 各種電気工事のうち、優先すべきは、ケーブル工事、金属管工事、合成樹脂管工事、金属可とう電線管工事です。一般問題でほぼ毎回出ます。

 テキストにはいろいろ書かれていますが、まずは、「支持点間の距離」と「屈曲半径の倍数」の数字を暗記してください。

 上記2つの数字が最もよく問われるところです。枝葉は、後でボチボチ押さえていきましょう。

 ブログ参考:第2種電気工事士 学科 電気工事の支持点間の憶え方

 ブログ参考:第2種電気工事士 学科 電気工事の屈曲半径の憶え方

次優先

 次に優先すべきは、「地中埋設工事」です。

 主要な数字憶えてください。配線図問題でよく出ます。

 そして、「小勢力回路」ですが、これも、配線図問題でよく出ます。主要な数字憶えたら、即、点数です。憶える数字も3つくらいしかないので、コスパがいいです。

 当方のブログの「小勢力回路の数字の憶え方」などを活用してください。

後回し

 最後に、線ぴ工事、金属ダクト工事、ライティングダクト工事、ショウウィンドウ内工事は、基本「後回し」でいいです。

 先に挙げた優先すべき電気工事をマスターしてから、本腰を入れてください。

 テキストを精読するのが望ましいですが、時間に余裕がないなら、過去問の問いと答えを丸暗記してください。

漏電遮断器の施設の省略

 「漏電遮断器の施設の省略」は、少々ヤヤコシイので、序盤じゃチンプンカンプンです。「後回し」としてください。

 当該論点は、中盤以降で着手する方が理解が早いです。

 当方のくだらないブログですが、「漏電遮断器省略の憶え方‐兄さん選考漏れ」といった記事を参考に、マスターしてください。

電線の接続

 「電線の接続」ですが、3回に1回は出る程度です。

 

 典型的な出題は、上記画像のような「R4 下期午前 第19問」や、「R3 上期午後 第19問」などです。

 基本的に、暗記問題なので、“最優先ではないが”見ておくべき論点となっています。

 中盤あたりでやればいいです。最低限度、過去問の問題は、すべて解けるようになっておいてください。

 当該論点ですが、「絶縁テープによる接続部分の絶縁処理」も、3回に1回くらいで出ます。

 憶えることは、「3つ」だけです。

 ・「ビニルテープ」での絶縁処理・・・半幅以上重ねて2回以上(4層以上)巻く。

 ・「黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(厚さ約 0.5 mm)」での絶縁処理・・・半幅以上重ねて1回以上(2層以上)巻く。

 ・自己融着性絶縁テープ(厚さ約 0.5 mm)」での絶縁処理・・・半幅以上重ねて1回以上(2層以上)巻き、保護テープを半幅以上重ねて1回以上巻く。

 すべて出題実績があります。「R2 下期午後 第19問」などが典型的な出題で、こんな感じの問題ばっかりです。暗記さえすれば、取れます!取りましょう!

誘導電動機(三相誘導電動機)

 「誘導電動機(三相誘導電動機)」は、3回に1回は出るくらいです。

 しかし、文系でも解ける問題なので、押さえておきましょう。

 さて、当該論点ですが、テキストにはグダグダ書かれていますが、試験に出るポイントだけ暗記すればいいです。

 暗記事項は、以下の…、

 ・回転速度 Ns=120f/P

 ・スターデルタ始動‐三相かご形誘導電動機の始動電流を小さくできる

 ・力率改善・・・コンデンサ

 ・逆回転・・・1本そのまま2本入れ替え

 …を押さえて、過去問をブン回しておけば、十分かと思います。

電気工事の施工方法:まとめ

 以上が、学科試験の「電気工事の施工方法」の勉強方法です。

 当該電気工事の施工方法は、そこそこボリュームのあるところです。

 よって、兎にも角にも、試験に出る論点に尽力してください。

 あまり出ないところは、「後回し」にするか、ざっとで済ませて、後々、時間に余裕のあるときに、勉強するといいでしょう。

 さて、試験傾向ですが、大半の問題は、過去問からの出題です。

 すべての過去問は、どんな手を使っても、解けるようになっておきましょう。

 新傾向の問題が出ることには出ていますが、現在のところ、間欠的に出ているだけです。

 当該新傾向問題に遭遇したときは、(あー出てきたなあ)くらいに把握して、解けそうになければ、他の問題に活路を見出しましょう。

 んでは、「電気工事で必要な測定と検査」に続きます。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。

 先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

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