第2種電気工事士の学科試験の頻出論点の「支持点間」の憶え方を説述するページ。当該支持点間は、ケーブル工事・合成樹脂管工事・ライティングダクト工事・金属ダクト工事・ショーウィンドに出てくる数字で、よく問われるので押さえておくべき。その憶え方を述べる。
第2種電気工事士の学科の「電気工事」では、「支持点間」の数字は、実によく出ます。
当該「支持点間」の数字が出てくるのは、合成樹脂管工事、ケーブル工事、金属ダクト工事、ライティングダクト工事、ショーウィンドです。
この中で、真っ先に押さえておくべきは、「合成樹脂管工事」と「ケーブル工事」の2つです。一番よく出ます。最優先して押さえてください。
対して、残る金属ダクト工事、ライティングダクト工事、ショーウィンドも、本試験に出ることには出ますが、出題実績は、そう「ない」です。
これらは、このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、押えればいいでしょう。
「合成樹脂管工事」の支持点間は、「1.5m以下」となっています。
当該1.5ですが、「合成イチゴ」くらいに、頭に入れたらいいでしょう。
言うまでもなく、「合成」は、「“合成”樹脂管工事」の「合成」です。
「イチゴ」は、「“1・5”」の「イチ・ゴ」です。
「ケーブル工事」の支持点間は、「2m以下(接触防護措置を施し垂直に配線なら6m以下)」となっています。
2mと6mの両方を押さえるには、「ブルって2浪」くらいに憶えます。
ブルは、ケー“ブル”工事のブルです。
2浪ですが、2はそのまんま「2m」で、浪は「6」のロクをもじったものです。
あまりいい語呂ではないですが、「ブルって2浪」は、頭に残るかと思います。
以上の2つを憶えていたら、多くの問題・選択肢を解けるように思います。
ライティングダクト工事の支持点間は、「2m以下」です。野球をイメージして「ライトは2番」くらいに押えておきましょう。
金属ダクト工事の支持点間は、「3m以下」です。ダ・ク・トの3文字で「3m」と押えればいいでしょう。
ショーウィンドの支持点間は、「1m以下」です。「地域No1ショー」くらいに押さえればいいでしょう。
まあ、これらは、あまり出ないので、先述したように、このページを「お気に入り」に入れておいて、試験の直前で、ざざっと見ておけばいいでしょう。
大丈夫と思いますが、老婆心ながら述べ置きます。
支持点間は、「以下」です。
「以上」ではないです。
当該電気工事に出てくる数字に、「屈曲半径」がありますが、これは、「以上」です。
以下・以上のところが問われることは、まず「ない」と思いますが、「ひっかけ」の出題の可能性を捨てきれないので、一応、見ておきましょう。
たとえば、「ケーブル工事の支持点間は、2m“以上”である」とかの選択肢が出ても、即、「×」と判断できるようになっておきましょう。
2024年4月10日 8:36 AM
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