本問は、「血液」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「血漿中のアルブミンと複合体を形成した医薬品成分は、代謝や排泄を受けにくくなる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述で、解説のしようがありません。
ところで、当該アルブミンですが、「血液の浸透圧を保持する(血漿成分が血管から組織中に漏れ出るのを防ぐ)働き」もあります。
両方とも出ているんで、キッチリ押えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「脂質(中性脂肪やコレステロール等)の大部分は、それぞれの脂質単独で血液中に分散している。」ですが、誤った記述です。
ぜんぶ違います。
脂質ですが、血漿中のタンパク質と結合してリポタンパク質を形成し、血漿中に分散しています。。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「赤血球は、円球状の細胞で、脊髄で産生される。」ですが、誤った記述です。
登録販売者の典型的な問題です。
間違っているのは、「脊髄」のところです。
正しくは、「骨髄」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「リンパ球は、白血球数の約1/3を占め、異物を認識するT細胞リンパ球や、抗体を産生するB細胞リンパ球等が免疫機能に関与する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
「登録販売者の「人体の働きと医薬品(人体)」の白血球の憶え方とまとめ」の方も、一読願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
白血球は、数字問題ででも出るので、「数字対策:人体の数字2」などを活用ください。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:消化酵素・・・「ふつう」。
62問:肝臓胆嚢・・・「ふつう」。
63問:血管系・・・「ふつう」。
64問:血液・・・「ふつう」。
65問:腎臓・・・「ふつう」。
66問:感覚器官・・・「ふつう」。
67問:皮膚・・・「ふつう」。
68問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
69問:中枢神経系・・・「ふつう」。
70問:抗コリン作用・・・「ふつう」。
71問:点眼薬点鼻薬・・・「ふつう」。
72問:剤形・・・「ふつう」。
73問:薬の体内での働き・・・「やや難」。
74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。
75問:偽アルドステロン症・・・「やや難」。
76問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
77問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
78問:副作用‐間質性肺炎・・・「ふつう」。
79問:循環器系副作用・・・「ふつう」。
80問:泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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