本問は、「肝臓胆嚢」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「胆汁酸塩には、脂質の消化を容易にし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「肝臓は、脂溶性ビタミンや水溶性ビタミンの貯蔵臓器としても働く。」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「消化管から吸収されたアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドに代謝されたのち、そのままの形で腎臓から排泄される。」ですが、誤った記述です。
アルコールですが、アセトアルデヒドに代謝されたのち、さらに代謝されて「酢酸」となります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「肝機能障害や胆管閉塞が起こると、ビリルビンの排泄が増加するため、便が濃い茶褐色になる。 」ですが、誤った記述です。
これまた、素っ頓狂な設問です。
確かに、腸管内に排出されたビリルビンは、腸管内に生息する常在細菌(腸内細菌)によって代謝されて、糞便を茶褐色にする色素となります。
糞便が茶褐色になるのは、ビリルビンが代謝された結果であって、肝機能障害や胆管閉塞は、関係ありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、肝機能障害や胆管閉塞などを起こすと、ビリルビンが循環血液中に滞留して、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる症状)を生じます。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:消化酵素・・・「ふつう」。
62問:肝臓胆嚢・・・「ふつう」。
63問:血管系・・・「ふつう」。
64問:血液・・・「ふつう」。
65問:腎臓・・・「ふつう」。
66問:感覚器官・・・「ふつう」。
67問:皮膚・・・「ふつう」。
68問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
69問:中枢神経系・・・「ふつう」。
70問:抗コリン作用・・・「ふつう」。
71問:点眼薬点鼻薬・・・「ふつう」。
72問:剤形・・・「ふつう」。
73問:薬の体内での働き・・・「やや難」。
74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。
75問:偽アルドステロン症・・・「やや難」。
76問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
77問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
78問:副作用‐間質性肺炎・・・「ふつう」。
79問:循環器系副作用・・・「ふつう」。
80問:泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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