70問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) 令和2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「抗コリン作用」についての問題です。特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。

70問‐抗コリン作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 問題文ですが、「副交感神経の神経伝達物質である、アセチルコリンの働きを抑える抗コリン作用によって抑制(阻害)されるものを一つ選べ」とあります。

 正直、いい問題ではありません。

 一読して、問題文の趣旨がよくわからない、意味不明瞭な「悪問」の類です。

 要は、「副交感神経」が働いているときのものを当てる問題です。

 今後、こういう“ひねくれた”問題は、出なさそうなので、ざっくり見ておけばいいでしょう。

解答

 選択肢1「粘性の高い唾液の分泌」と、選択肢2の「立毛筋の収縮」と、選択肢3の「気管支の拡張」と、選択肢4の「グリコーゲンの分解」は、「交感神経」が働いているときのものです。

 選択肢5の「排尿筋の収縮(排尿の促進)」は、「副交感神経」が働いているときのものです。

 よって、答えは、「5」となります。

答え

 「抑制(阻害)されるもの」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:消化酵素・・・「ふつう」。

 62問:肝臓胆嚢・・・「ふつう」。

 63問:血管系・・・「ふつう」。

 64問:血液・・・「ふつう」。

 65問:腎臓・・・「ふつう」。

 66問:感覚器官・・・「ふつう」。

 67問:皮膚・・・「ふつう」。

 68問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 69問:中枢神経系・・・「ふつう」。

 70問:抗コリン作用・・・「ふつう」。

 71問:点眼薬点鼻薬・・・「ふつう」。

 72問:剤形・・・「ふつう」。

 73問:薬の体内での働き・・・「やや難」。

 74問:ショック(アナフィラキシー)・・・「ふつう」。

 75問:偽アルドステロン症・・・「やや難」。

 76問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。

 77問:消化器系副作用・・・「ふつう」。

 78問:副作用‐間質性肺炎・・・「ふつう」。

 79問:循環器系副作用・・・「ふつう」。

 80問:泌尿器系副作用・・・「ふつう」。

R2 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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