68問‐関西広域連合（滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県） 令和2年度（2020年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「骨格系及び筋組織」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
68問‐骨格系及び筋組織
（クリックして拡大。）
難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「骨には、筋組織の収縮や神経の伝達調節などに働くカルシウムを蓄える機能がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「骨の関節面は、弾力性に富む柔らかい骨膜に覆われており、衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにしている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「骨膜」のところです。
正しくは、「軟骨層（関節軟骨）」です。
当該関節軟骨は、何気によく問われるので、テキストにチェックを入れておきましょう。
さて、選択肢のいう「骨膜」ですが、これは、骨質表面を覆っているものです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「骨格筋は、酸素や栄養分の供給不足や、乳酸の蓄積によって生じる「疲労」が起きやすい筋組織である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「心筋は、消化管壁や膀胱等に分布する筋と同様に、自律神経に支配される平滑筋である」ですが、誤った記述です。
「心筋」は、不随意筋で、自律神経に支配されていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「平滑筋」ですが、これは、選択肢にいう消化管壁や膀胱、血管壁に分布しています。
併せて、テキストで確認しておきましょう。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
61問：消化酵素・・・「ふつう」。
62問：肝臓胆嚢・・・「ふつう」。
63問：血管系・・・「ふつう」。
64問：血液・・・「ふつう」。
65問：腎臓・・・「ふつう」。
66問：感覚器官・・・「ふつう」。
67問：皮膚・・・「ふつう」。
68問：骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
69問：中枢神経系・・・「ふつう」。
70問：抗コリン作用・・・「ふつう」。
71問：点眼薬点鼻薬・・・「ふつう」。
72問：剤形・・・「ふつう」。
73問：薬の体内での働き・・・「やや難」。
74問：ショック（アナフィラキシー）・・・「ふつう」。
75問：偽アルドステロン症・・・「やや難」。
76問：精神神経系副作用・・・「ふつう」。
77問：消化器系副作用・・・「ふつう」。
78問：副作用‐間質性肺炎・・・「ふつう」。
79問：循環器系副作用・・・「ふつう」。
80問：泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
R2 関西広域連合 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする
人体
登録販売者
概要
独学シリーズ
対策シリーズ
過去問＋解説
├チェック問題 過去問リスト
├漢方 過去問リスト
├生薬 過去問リスト
├全ブロック 試験問題 科目別
├添付文書 過去問リスト
├「医薬品的な問題」過去問リスト
└PDF過去問を解く３つの理由