登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に出てくる「か行」の生薬のリンクを記載したインデックス。それだけではつまらないので、優先順位の高い生薬や、語呂があるので多少、楽ができる生薬、個々のポイントや傾向などを述べています。たいしたページではありません。
「生薬」の「か行」には、計25個の生薬があり、ボリュームでは、「さ行」に次ぐ2番目の多さがあります。
一気にやろうとすると、必ず嫌気が差します。
最初のうちは、1日に5個くらいを、消化していきましょう。
「か」の付く生薬には…、
…があります。
「き」の付く生薬には…、
…があります。
「け」の付く生薬には…、
…があります。
「こ」の付く生薬には…、
…があります。
最優先すべきは、強心作用のある「ゴオウ」です。
当該ゴオウは、ほぼ毎回出るといって過言でない“ド級生薬”です。
次点は、「カッコン」です。基原から効能まで出ます。
その次は、「カシュウ」です。頭皮用薬で出る可能性が大です。
「婦人薬」に配合される「コウカ」と「コウブシ」も、よく出ます。
時間がなくても、これらを押えておきましょう。選択肢の2~3つは潰せます。
極めてくだらないものばかりですが、「語呂合わせ」があるので、多少は楽ができる生薬は、以下の「カゴソウ」「カノコソウ」「キササゲ」「キッソウコン」「ケイヒ」「ケツメイシ」「ゲンチアナ」「ゲンノショウコ」「コウボク」です。
「カゴソウ」と「キササゲ」は、利尿作用の語呂「利尿‐ソウハクヒ・キササゲ・モクツウ・ブクリョウ・カゴソウ・サンキライ-登録販売者 生薬の語呂あわせ」を…、
「カノコソウ」と「キッソウコン」は、鎮静作用の語呂「鎮静‐チョウトウコウ・サンソウニン・カノコソウ・キッソウコン・チャボトケイソウ・ホップ-登録販売者 生薬の憶え方」を…、
「ゲンチアナ」は、苦味による健胃の語呂「苦味の健胃成分‐ゲンチアナ・オウバク・オウレン・センブリ・リュウタン・ユウタン‐登録販売者 生薬の語呂あわせ」を…、
「ケイヒ」と「コウボク」は、香りによる健胃の語呂「香りの健胃成分‐オウゴン・ショウキョウ・コウボク・チョウジ・ウイキョウ・ソウジュツ・ビャクジュツ・ケイヒ・チンピ-登録販売者 生薬の語呂あわせ」を…、
整腸の「ケツメイシ」「ゲンノショウコ」は、「整腸‐ケツメイシ・ゲンノショウコ・アセンヤク-登録販売者 生薬の語呂あわせ」を参考ください。
すべて噴飯ものですが、「試験用だ」と割り切ってください。
「カンゾウ」は、確かによく出る生薬です。
しかし、出題は「漢方処方製剤」と絡めて出題されることが多く、生薬単独で出ることは、少数です。
んで、よく出る「漢方処方製剤」の問題なのですが、これが実にメンドクサイものになっています。
本試験では、「カンゾウを含むものはどれか?」とか「カンゾウを含まないものはどれか?」という形式が多いのです。
たとえば…、
『次の漢方処方製剤のうち、構成生薬としてカンゾウを含まないものを次の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。』
1.桂枝加朮附湯
2.釣藤散
3.呉茱萸湯
4.薏苡仁湯
5.疎経活血湯
…といった感じです。
この種の問題は、選択肢の漢方処方製剤をすべて知ってないと解けないため、費用対効果が悪いです。
んなもんで、当該カンゾウは、漢方がらみの問題は、「捨て問」にするのが賢明です。
試験的には、「カンゾウ」の基本的なものを押えておくだけで、よいかと思います。
「カンゾウ」の漢方処方製剤は、“試験を抜きにすると”そこそこ面白く、また、興味深いので、合格後に本腰を入れて勉強すると良いでしょう。
なお、先の例題の答えは、「3」の「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」です。当該製剤は「カンゾウを含みません」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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