本問は、「基本知識」の「小児等」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「家庭内の医薬品の保管場所については、いつでも取り出せるよう、小児が容易に手に取れる場 所や、小児の目につく場所とすることが適切である。」ですが、誤った記述です。
小児は、目にしたものをすぐ口に入れるので、「小児の目につく場所」に、医薬品を保管してはいけません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として、乳児は1歳未満、幼児は5歳未満、 小児は15歳未満との年齢区分が用いられている」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「5歳未満」のところです。
正しくは、「7歳未満」です。
数字は、常に狙われています。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」を参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「乳児向けの用法用量が設定されている一般用医薬品であっても、乳児は基本的に医師の診療を 受けることを優先し、一般用医薬品による対処は最小限(夜間等、医師の診療を受けることが困 難な場合)にとどめるのが望ましい」ですが、ですが、正しい記述です。
よく出る「薬常識」です。
乳児に対しては、薬よりも、「受診」を優先です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「医薬品が喉につかえると、大事に至らなくても咳き込んで吐き出し苦しむことになり、その体 験から乳幼児に医薬品の服用に対する拒否意識を生じさせることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、選択肢だけ見ると、何がなんやらですが、手引きには、選択肢の文章の前に…、
「医薬品によっては、形状等が小児向けに作られていないため小児に対して使用しないことなどの注意を促している場合もある。」
「例えば、錠剤、カプセル剤等は、小児、特に乳児にそのまま飲み下させることが難しいことが多い。このため、5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。」
「医薬品が喉につかえると、大事に至らなくても咳き込んで吐き出し苦しむことになり、その体験から乳幼児に医薬品の服用に対する拒否意識を生じさせることがある。」
…となっています。
前の文を読めば、文意がつかめるかと思います。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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