115問‐東京都 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 115問は、「適正使用」の「副作用等の報告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

115問‐副作用等の報告

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「報告様式は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページから入手できるほか、関係機関・関係団体の協力の下、医学・薬学関係の専門誌等にも掲載されている」ですが、正しい記述です。

 解説のしようがありません。そのとおりです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「報告様式の記入欄すべてに記入がなされる必要がある」ですが、誤った記述です。

 すべてに記入させると、報告が遅れます。

 よって、すべてに記入する必要がありません。

 選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「複数の専門家が医薬品の販売等に携わっている場合は、当該薬局又は医薬品の販売業において販売等された医薬品の副作用等によると疑われる健康被害の情報に直接接した専門家1名から報告書が提出されれば十分である」ですが、正しい記述です。

 全員が出すと、報告が重複してしまいます。常識的にも、ムダです。

 んなもんで、1人が提出すればいい、となっています。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「報告者に対しては、安全性情報受領確認書が交付される」ですが、正しい記述です。

 医薬関係者は、副作用の報告が義務付けられているので、その義務の履行証明になります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書・・・「ふつう」。

 102問:添付文書の使用上の注意・・・「やや難」。

 103問:製品の表示・・・「ふつう」。

 104問:使用しない‐牛乳アレルギー・・・「ふつう」。

 105問:使用しない‐透析療法・・・「ふつう」。

 106問:使用しない‐授乳中・避授乳・・・「ふつう」。

 107問:相談‐基礎疾患等・・・「ふつう」。

 108問:してはいけない‐運転操作・・・「ふつう」

 109問:相談‐排尿困難・・・「やや難」。

 110問:相談‐基礎疾患等・・・「難」。

 111問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。

 112問:副作用情報等の収集・・・「ふつう」。

 113問:副作用情報評価等・・・「ふつう」。

 114問:登録販売者による報告・・・「ふつう」。

 115問:副作用等の報告・・・「ふつう」。

 116問:救済制度・・・「ふつう」。

 117問:救済制度2・・・「ふつう」。

 118問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 119問:安全対策・・・「ふつう」。

 120問:啓発活動・・・「ふつう」。

R2 東京都 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 東京都 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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