110問‐東京都 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「してはいけないこと」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

110問‐してはいけないこと

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 ほとんど、「医薬品」の問題です。

 「医薬品」で勉強したことを思い出しながら、解答してください。

 さて、問題文には、「目のかすみや異常なまぶしさを生じることがあるため、それを含有することにより、内服用の一般用医薬品の添付文書等において、「してはいけないこと」の項目中に「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とありますが、下線のところから考えます。

 「目のかすみや異常なまぶしさを生じる」とあることから、これは、「抗コリン成分」に該当するものを選べばよいことになります。

 んなもんで、「2」の胃液分泌抑制成分の「ピレンゼピン塩酸塩」となります。

 参考:ピレンゼピン塩酸塩

 なお、「胃液分泌抑制成分」には、「ロートエキス」もあります。

残りの選択肢

 「1」の「芍薬甘草湯」ですが、「鎮痛に用いられる漢方処方製剤」です。心臓病の診断を受けた人は、使用を避けます。

 「3」の「ダイオウ」は、「大腸刺激性瀉下成分」の生薬です。妊婦や妊娠している可能性のある人は、使用を避けることになっています。

 参考:ダイオウ

 「4」の「合成ヒドロタルサイト」は、「制酸成分」です。腎臓病の診断を受けた人は、使用前に医師などに相談することになっています。

 参考:合成ヒドロタルサイト

 「5」の「無水カフェイン」ですが、胃酸過多の人、胃潰瘍のある人は使用を避けることになっています。

 参考:カフェイン

答え

 「答え」は、「2」と相なります。

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:適正使用情報・・・「ふつう」。

 102問:添付文書1・・・「ふつう」。

 103問:添付文書2・・・「ふつう」。

 104問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。

 105問:製品表示・・・「ふつう」。

 106問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。

 107問:医薬品医療機器総合機構・・・「ふつう」。

 108問:プソイドエフェドリン塩酸塩・・・「ふつう」。

 109問:使用しない‐妊婦等・・・「ふつう」。

 110問:してはいけないこと・・・「ふつう」。

 111問:催眠鎮静薬の添付文書・・・「やや難」。

 112問:使用しないこと‐透析療法の人・・・「ふつう」。

 113問:相談すること‐胃・十二指腸潰瘍・・・「やや難」。

 114問:副作用報告1・・・「やや難」。

 115問:副作用報告2・・・「ふつう」。

 116問:医薬品副作用被害救済制度・・・「ふつう」。

 117問:給付の種類・・・「ふつう」。

 118問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 119問:安全対策・・・「ふつう」。

 120問:啓発活動・・・「ふつう」。

H30 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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