本問は、剤形についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、有効成分が溶出することが薬効を発現する前提となるため、例外的な場合を除いて、口中で噛み砕いて服用してはならない。」ですが、正しい記述です。
ふつう、薬は、水といっしょに、ごくっと飲み込むものです。
実体験に基づいて、常識的に、判別してみてください。
なお、口中で噛み砕いて服用するのは、「チュアブル錠」くらいです。
よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。
bの「口腔内崩壊錠は、薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。」ですが、誤った記述です。
口腔内崩壊錠は、唾液で速やかに溶けるように設計されています。舐めたりはしません。
選択肢のいう「飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する」ものは、「トローチやドロップ」です。
よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。
cの「経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。
dの「チュアブル錠は、表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで食道に流し込む必要がある。」ですが、誤った記述です。
まず、チュアブル錠の「チュ」のところですが、これは、「チューイングガム」の「かむ (chew) 」意味があります。
チュアブル錠は、その名のとおり、舐めたり噛んだりして、服用します。選択肢のいうような「噛み砕かずに飲み込む」は、不適当です。
んで、チュアブル錠は、噛んだり舐めたりして服用するので、水なしで服用できます。
後半部分の「水などで食道に流し込む必要がある」ところも、不適当です。
よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、「2」と相なります。
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系1・・・「ふつう」。
22問:消化器系2・・・「ふつう」。
23問:消化器系3・・・「ふつう」。
24問:呼吸器系・・・「ふつう」。
25問:循環器系・・・「ふつう」。
26問:血液・・・「ふつう」。
27問:泌尿器系・・・「ふつう」。
28問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。
29問:外皮系・・・「ふつう」。
30問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
31問:脳や神経系・・・「ふつう」。
32問:医薬品の作用・・・「ふつう」。
33問:医薬品の有効成分・・・「ふつう」。
34問:代謝及び排泄・・・「ふつう」。取れる。
35問:剤形・・・「ふつう」。
36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。
37問:副作用一般・・・「ふつう」。
38問:副作用‐精神神経系・・・「ふつう」。
39問:副作用‐消化性潰瘍及びイレウス様症状・・・「ふつう」。
40問:副作用‐間質性肺炎及び喘息・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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