本問は、皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症についての問題です。100%試験に出る論点なので、確実に解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「皮膚粘膜眼症候群は、最初に報告した二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれており、その発生頻度は人口100万人当たり年間1~6人と報告されている。」ですが、正しい記述です。
全て正しい記述です。
選択肢の「a」は、「正」と相なります。
皮膚粘膜眼症候群ですが、細かいところまで、問われています。ガチ暗記が必要です。
皮膚粘膜眼症候群・・・SJS・・・スティーブンス・ジョンソン症候群
人口100万人当たり年間1~6人
上記のところは、確実に暗記してください。
なお、数字のところですが、ひっかけで「人口100万人当たり年間0.1~0.6人」とか「人口1万人当たり年間1~6人」などと出ているので、ここも、要注意です。
bの「中毒性表皮壊死融解症は、皮膚粘膜眼症候群と関連のある病態と考えられており、中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられている。」ですが、正しい記述です。
選択肢のいうように、中毒性表皮壊死融解症は、皮膚粘膜眼症候群と関連があると考えられており、皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられています。
テキストそのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
んなもんで、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
cの「中毒性表皮壊死融解症は、発熱は生じないが、広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められる。」ですが、誤った記述です。
軽いひっかけ問題です。
「発熱は生じないが、」のところが誤りです。
中毒性表皮壊死融解症は、38度以上の高熱を伴います。
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
dの皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症は、多臓器障害の合併症等により致命的な転帰をたどることがあるが、皮膚症状が軽快した後は、眼や呼吸器等に障害が残ることはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「眼や呼吸器等に障害が残ることはない」のところです。
正しくは、「眼や呼吸器等に障害が残ったりする」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系1・・・「ふつう」。
22問:消化器系2・・・「ふつう」。
23問:消化器系3・・・「ふつう」。
24問:呼吸器系・・・「ふつう」。
25問:循環器系・・・「ふつう」。
26問:血液・・・「ふつう」。
27問:泌尿器系・・・「ふつう」。
28問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。
29問:外皮系・・・「ふつう」。
30問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
31問:脳や神経系・・・「ふつう」。
32問:医薬品の作用・・・「ふつう」。
33問:医薬品の有効成分・・・「ふつう」。
34問:代謝及び排泄・・・「ふつう」。取れる。
35問:剤形・・・「ふつう」。
36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。
37問:副作用一般・・・「ふつう」。
38問:副作用‐精神神経系・・・「ふつう」。
39問:副作用‐消化性潰瘍及びイレウス様症状・・・「ふつう」。
40問:副作用‐間質性肺炎及び喘息・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
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