23問‐東京都 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、消化器系についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。

23問‐消化器系3

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「大腸の粘膜上皮細胞は、腸内細菌が食物繊維を分解して生じる栄養分を、その活動に利用している。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 こんな次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「通常、糞便は直腸に滞留している。」ですが、誤った記述です。

 滞留しているのは、下行結腸やS字結腸です。直腸は、通常、空です。

 つーか、肛門に最も近い直腸に糞便が滞留していれば、少しの衝撃で、出てしまいます。こういうことからも、何かヘンだなーと思えるのではないでしょうか?

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「大腸では、水分とナトリウム、カリウム、リン酸等の電解質の吸収が行われる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 dの「肛門は、直腸粘膜が皮膚へと連なる体外への開口部であり、直腸粘膜と皮膚の境目になる部 分には歯状線と呼ばれるギザギザの線がある。」ですが、正しい記述です。

 長々と書かれていますが、自分のものを観察すれば、即答できるかと思います。

 よって、選択肢の「d」は、「正」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正」の組み合わせを探せば、「2」と相なります。

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:消化器系3・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:血液・・・「ふつう」。

 27問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 28問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。

 29問:外皮系・・・「ふつう」。

 30問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 31問:脳や神経系・・・「ふつう」。

 32問:医薬品の作用・・・「ふつう」。

 33問:医薬品の有効成分・・・「ふつう」。

 34問:代謝及び排泄・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。

 37問:副作用一般・・・「ふつう」。

 38問:副作用‐精神神経系・・・「ふつう」。

 39問:副作用‐消化性潰瘍及びイレウス様症状・・・「ふつう」。

 40問:副作用‐間質性肺炎及び喘息・・・「ふつう」。

H30 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする