37問‐東京都 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、副作用一般についての問題です。ほぼ毎年出る副作用が問題です。100%できるようになっておくべきです。

37問‐副作用一般

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「医薬品の使用により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起きる中毒性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大別される。」ですが、正しい記述です。

 選択肢のいうように、「肝機能障害」は、中毒性のものとアレルギー性のものに大別されます。

 何度もテキストを読んでおきましょう。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「黄疸とは、グロブリンが胆汁中へ排出されず、血液中に滞留することにより生じる、皮膚や白眼が黄色くなる病態である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「グロブリン」のところです。

 正しくは、「ビリルビン(黄色色素)」です。

 「グロブリン」とは、「抗体」のことです。

 間違えた人は、テキストの「白血球」のところを、読み直してみてください。

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「偽アルドステロン症とは、アルドステロン分泌が増加していないにもかかわらず、体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態である。」ですが、正しい記述です。

 ナトリウム・水が貯留

 カリウムが失われる

 ここだけは、ガチで暗記です。

 ひっかけで、実によく出るのが、「偽アルドステロン症とは、(略)、体内にカリウムと水が貯留し、体から塩分(ナトリウム)が失われる…」です。

 「偽アルドステロン症」は、定番論点なので、そのほかについても、たとえば、「小柄な人・高齢者に生じやすい」とか「長期服用後に発生することもある」なども、丁寧に抑えておきましょう。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「4」と相なります。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:消化器系3・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:血液・・・「ふつう」。

 27問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 28問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。

 29問:外皮系・・・「ふつう」。

 30問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 31問:脳や神経系・・・「ふつう」。

 32問:医薬品の作用・・・「ふつう」。

 33問:医薬品の有効成分・・・「ふつう」。

 34問:代謝及び排泄・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。

 37問:副作用一般・・・「ふつう」。

 38問:副作用‐精神神経系・・・「ふつう」。

 39問:副作用‐消化性潰瘍及びイレウス様症状・・・「ふつう」。

 40問:副作用‐間質性肺炎及び喘息・・・「ふつう」。

H30 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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