21問‐東京都 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「消化器系」についての出題です。難しいところはありません。ド定番論点なので、確実に解けるようになっておきましょう。

21問‐消化器系1

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 a「歯冠の表面はエナメル質で覆われ、エナメル質の下には象牙質と呼ばれる組織がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりです。不安がある人は、テキストで確認しておきましょう。

 こんな次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「口腔内は、唾液によってpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。」ですが、正しい記述です。

 ときおり、ひっかけで「唾液によってpHがほぼアルカリ性に」とか「唾液によってpHがほぼ酸性に」などと出されるので、丁寧に押えましょう。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 cの「嚥下された飲食物は、食道の運動によって胃に送られるのではなく、重力によって胃に送られる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「食道の運動によって胃に送られるのではなく」のところです。

 正しくは、「食道の運動によって胃に送られる。」です。

 登録販売者でよくある「逆」問題です。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 dの「胆嚢は、胆汁を産生し、濃縮して蓄える器官であり、回腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。」ですが、誤った記述です。

 まず、前半部分の「胆嚢は、胆汁を産生し」ですが、誤りです。

 胆汁を産生するのは、肝臓です。

 んで、後半の「回腸に内容物が入ってくる」ところが間違っています。

 正しくは、「十二指腸に内容物が入ってくる」です。

 残る「収縮して腸管内に胆汁を送り込む」は、正しい記述です。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 先の組み合わせを探せば、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:消化器系3・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:血液・・・「ふつう」。

 27問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 28問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。

 29問:外皮系・・・「ふつう」。

 30問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 31問:脳や神経系・・・「ふつう」。

 32問:医薬品の作用・・・「ふつう」。

 33問:医薬品の有効成分・・・「ふつう」。

 34問:代謝及び排泄・・・「ふつう」。取れる。

 35問:剤形・・・「ふつう」。

 36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。

 37問:副作用一般・・・「ふつう」。

 38問:副作用‐精神神経系・・・「ふつう」。

 39問:副作用‐消化性潰瘍及びイレウス様症状・・・「ふつう」。

 40問:副作用‐間質性肺炎及び喘息・・・「ふつう」。

H30 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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