登録販売者 埼玉県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第35問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「剤形」についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。

埼玉県 第35問‐剤形

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「軟膏 剤とクリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり、一般的には、適用部位 を水から遮断したい場合にはクリーム剤を用いることが多い。」ですが、誤った記述です。

 ド定番論点です。

 間違っているのは、「クリーム剤を用いることが多い」のところです。

 正しくは、「軟膏剤をを用いることが多い」です。

 手引きには…、

 「軟膏剤は、油性の基 剤で皮膚への刺激が弱く、適用部位を水から遮断したい場合等に用い、患部が乾燥してい てもじゅくじゅくと浸潤していても使用できる。」

 「また、クリーム剤は、油性基剤に水分を 加えたもので、患部を水で洗い流したい場合等に用られるが、皮膚への刺激が強いため傷 等への使用は避ける必要がある」

 …とあります。

 ここは、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「カプセルの原材料として広く用いられているゼラチンは、ブタなどのタンパク質を主成分としているた め、ゼラチンに対してアレルギーを持つ人はカプセル剤の使用を避けるなどの注意が必要である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 「食べ物アレルギー系(牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管 から吸収されるという特徴がある。」ですが、正しい記述です。

 経口液剤の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものがあるので、口の中で噛み砕かずに水などで飲み込 む」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「顆粒剤は粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛 み砕かずに水などで 飲み込む。」

 …とあります。チュアブル錠との区別をシッカリしておきましょう。

 こういう記述も出るようになっています。剤形は、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化器系

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:泌尿器系

 26問:目

 27問:鼻及び耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系及び筋組織

 30問:交感神経系

 31問:医薬品の吸収

 32問:医薬品の吸収・代謝

 33問:医薬品の代謝及び排泄

 34問:医薬品の体内での働き

 35問:剤形

 36問:ショック(アナフィラキシー)

 37問:肝機能障害

 38問:消化器系に現れる副作用

 39問:呼吸器系に現れる副作用

 40問:皮膚に現れる副作用

令和6年度 埼玉県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和6年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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