登録販売者埼玉県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第31問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品の吸収」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

埼玉県第31問‐医薬品の吸収

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「坐剤は、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　剤形は得点源となるので、ここを正確に見ておきましょう。コスパいいです。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。」ですが、誤った記述です。

　ずっこける選択肢です。

　間違っているのは、「小腸で有効成分が溶出するものが大部分である」のところです。

　正しくは、「胃で有効成分が溶出するものが大部分である」です。

　テキストを精読しておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　なお、前半部の「錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず」は、正しいです。チェックしておきましょう。

選択肢c

　選択肢cの「内服薬の有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物には影響されない」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「影響されない」のところです。

　正しくは、「影響を受ける」です。

　手引きには…、

　「有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物や他の医薬品の作用によって影響を受ける。」

　「また、有効成分によっては消化管の粘膜に障害を起こすものもあるため、食事の時間と服用時期との関係が、各医薬品の用法に定められている。」

　…とあります。

　いつ薬を飲むかといった「使用上の注意」は、「医薬品」でも頻出論点です。こういう背景があるからです。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

　選択肢dの「一般に、消化管からの吸収は、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　ド定番の記述です。

　太文字部分は、暗記しておきましょう。今も昔も、全国的に、よく出ます！

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は…、

　正解：3

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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　26問：目

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　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

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