118問‐大阪府 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「救済制度の支給対象」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

118問‐救済制度の支給対象

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 医薬品の中には、救済制度の対象とならないものがあります。

 憶えるしかないので、憶えましょう。よく出るので、努力は、割に合うはずです。

 挙げていくと…、

 不適切使用

 軽度の障害

 要指導医薬品

 殺虫剤・殺鼠剤

 殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)

 一般用検査薬

 一部の日局収載医薬品(精製水・ワセリンなど)

 …といった塩梅です。

 そのほか…、

 製品不良など、製薬会社に賠償責任がある

 無承認・無許可医薬品

 健康食品

 個人輸入された医薬品

 …なども、支給対象外です。

検討

 上記のことから選択肢を見ていくと…、

 「1」の「製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合」は、先に挙げた「支給対象外」のものです。

 「2」の「特に医療機関での治療を要さず健康被害が寛解したような軽度なものの場合」ですが、実際の被害がないので、「支給対象外」です。

 「3」の「日本薬局方「白色ワセリン」により健康被害が生じた場合」ですが、先に挙げた「支給対象外」のものです。

 「4」の「個人輸入により入手された医薬品により健康被害が生じた場合」ですが、先に挙げた「支給対象外」のものです。

 んで、最後の「5」の「副作用による疾病のため入院治療が必要と認められる場合であって、やむを得ず自宅療養を行った場合」ですが、先に挙げた「支給対象外」のものでもなく、実際の被害が生じています。

 よって、「5」が「支給対象」となります。

答え

 正解:5

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適正使用

 101問:適正使用情報・・・「ふつう」。

 102問:添付文書1・・・「ふつう」。

 103問:添付文書2・・・「ふつう」。

 104問:次の人は使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。

 105問:運転操作をしないこと・・・「ふつう」。

 106問:大量に使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。

 107問:長期連用しないこと・・・「ふつう」。

 108問:想定問題・・・「ふつう」。取れる。

 109問:添付文書の使用上の注意・・・「ふつう」。

 110問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。

 111問:製品表示・・・「ふつう」。

 112問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。

 113問:PMDA・・・「ふつう」。

 114問:副作用等報告・・・「ふつう」。

 115問:副作用情報等の評価及び措置・・・「ふつう」。

 116問:医薬品副作用被害救済制度・・・「やさしい」。

 117問:救済制度の給付・・・「ふつう」。

 118問:救済制度の支給対象・・・「ふつう」。

 119問:安全対策・・・「ふつう」。

 120問:啓発活動・・・「ふつう」。

H30 大阪府 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H30 大阪 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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