本問は、「長期連用しないこと」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
知識問題です。
本問は、「ステロイド性抗炎症成分を含有する外用痔疾用薬」が対象ですが、成分の特徴を押えているの人なら、薬に関係なく、解けたと思います。
単刀直入に言うと、「ステロイド性抗炎症成分」を連用すると、選択肢2の言うように、「副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあるため」があるからです。
まあ、「ステロイド性抗炎症成分」は、「副腎皮質ホルモン」を参考に、人工的に合成した化合物なので、ここから類推すれば、正解にたどり着けるかと思います。
よって、答えは「2」となります。
なお、ステロイド性抗炎症成分については、「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」や「プレドニゾロン酢酸エステル」などでおさらいしておいてください。
なお、選択肢1の「アルミニウム脳症を生じるおそれがあるため」ですが、「アルジオキサ」や「スクラルファート」など、アルミニウムを含む成分に記載されます。
選択肢3の「鼻づまり」は、鼻炎用点鼻薬を、過度に使用した場合に生じます。
選択肢4の「鬱血性心不全が現れることがある」ものには、「芍薬甘草湯」があります。
選択肢5の「アスピリン喘息を誘発するおそれがある」ものには、かぜ薬や解熱鎮痛薬があります。
なお、「アスピリン喘息」は、アスピリン特有の副作用ではなく、先に見たように、ふつうのかぜ薬でも生じるおそれがあります。
答えは、「2」と相なります。
正解:2
101問:適正使用情報・・・「ふつう」。
102問:添付文書1・・・「ふつう」。
103問:添付文書2・・・「ふつう」。
104問:次の人は使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
105問:運転操作をしないこと・・・「ふつう」。
106問:大量に使用(服用)しないこと・・・「ふつう」。
107問:長期連用しないこと・・・「ふつう」。
108問:想定問題・・・「ふつう」。取れる。
109問:添付文書の使用上の注意・・・「ふつう」。
110問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。
111問:製品表示・・・「ふつう」。
112問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。
113問:PMDA・・・「ふつう」。
114問:副作用等報告・・・「ふつう」。
115問:副作用情報等の評価及び措置・・・「ふつう」。
116問:医薬品副作用被害救済制度・・・「やさしい」。
117問:救済制度の給付・・・「ふつう」。
118問:救済制度の支給対象・・・「ふつう」。
119問:安全対策・・・「ふつう」。
120問:啓発活動・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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