7問‐大阪府 H29年度（2017年度）過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、使用上の注意の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

7問‐使用上の注意２

　

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

解説：a

　・・・ずっこける選択肢です。

　常識的に考えれば、誤りと判別できるはずです。

　一般用医薬品でも、濫用を繰り返せば、慢性的な臓器障害等が生じます。

　試験科目での「医薬品」では、「○○病の人は、使用を避ける」といった注意喚起がド頻出となっています。たとえば、「プソイドエフェドリン塩酸塩」などは、「使用を避ける」のオンパレードです。

　参考：プソイドエフェドリン塩酸塩

　このように、一般用医薬品でも、多々の臓器に、大きな影響を及ぼします。誤った使用なら、なおさらです。

　こうした次第で、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

解説：b

　「b」も、常識的に考えれば、判別できるはずです。

　通常では害のない医薬品の使用でも、濫用されたら、薬物依存等の有害な影響が生じます。水ですら、飲みすぎると、身体によくありません。

　こうした次第で、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

　まあ、前半の「適切な使用がなされる限りは安全かつ有効な医薬品」のところに、（適切な使用でも、副作用が起きる可能性はあるよね？！）といった感じで、引っかかる人がいるかもしれませんが、登録販売者では、深く考えない方が賢明です。

解説：c

　「法規」や「適正使用」の論点です。

　薬剤師や登録販売者は、選択肢の言うような「対応」が望まれています。

　当該選択肢の対応のほか、法的に義務付けられている対応もあります。

　たとえば、「濫用のおそれのある医薬品」を、若年者が買おうとする場合は、「氏名、年齢」を尋ねる等の処置が薬剤師や登録販売者に義務付けられています。

　こうした次第で、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

　なお、先の「濫用のおそれ」の「氏名・年齢」には、憶え方があります。「毒薬・劇薬の「譲渡手続」の整理＋濫用の氏名・年齢」を参考をば。

答え

　「a」は「誤」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「正」です。

　これらの組み合わせを探せば、「４」と相なります。

　正解：４

　もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

　>>> 次の問題へ。

基本知識

　1問：医薬品概論・・・「ふつう」。

　2問：リスク評価・・・「ふつう」。

　3問：健康食品等・・・「ふつう」。

　4問：副作用の定義・・・「ちょっとだけ難」。

　5問：アレルギー・・・「ふつう」。

　6問：使用上の注意１・・・「ふつう」。

　7問：使用上の注意２・・・「ふつう」。

　8問：相互作用・・・「ふつう」。

　9問：小児・・・「ふつう」。

　10問：高齢者１・・・「やさしい」。

　11問：高齢者２・・・「ふつう」。

　12問：女性・・・「やさしい」。

　13問：プラセボ効果・・・「ふつう」。

　14問：医薬品の品質・・・「ふつう」。

　15問：一般用医薬品・・・「ふつう」。

　16問：コミュニケーション・・・「ふつう」。

　17問：副作用・・・「ふつう」。

　18問：薬害の歴史・・・「ふつう」。

　19問：HIV訴訟・・・「ふつう」。

　20問：CJD・・・「ふつう」。

H29 大阪府 科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・H29 大阪 ガイダンス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（第61～第80問）

　・薬事に関する法規と制度（第81～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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