本問は、相互作用の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
本問は、ときおり登場する「誤りはどれか?」の問題です。
この種の問題は、「誰が見てもわかるような、明白に誤りがある」ことが多々なので、点が取りやすくなっています。確実に“1点”としましょう。
医薬品の相互作用は、「増強」に加えて、「減弱」するのも、含まれます。
たとえば、胃薬の「制酸成分」は、炭酸飲料で摂ると、効き目が低下します。
よって、後半の「作用が減弱する場合には相互作用とはいわない」が誤りです。
こうした次第で、選択肢の「1」は、「誤」と相なります。
答えは出ましたが、検証用に、以下の選択肢を見ていきましょう。
「2」は、正しいです。間違っているところはありません。
こうした次第で、選択肢の「2」は、「正」と相なります。
「3」も、正しいです。
いろんな薬をたくさん飲むよりも、目的に適った薬を飲むのが適切です。
こうした次第で、選択肢の「3」は、「正」と相なります。
「4」も、正しいです。
「飲み合わせ」はあります。たとえば、生薬の「カンゾウ」です。
当該カンゾウは、食品(おかきやスナック菓子など)の甘味料で使われることが多く、カンゾウ系の医薬品と、それらカンゾウ入りの食品を摂ると、過剰摂取になるおそれがあります。
こうした次第で、選択肢の「4」は、「正」と相なります。
なお、「カンゾウ」の副作用といえば、「偽アルドステロン症」です。副作用は、反射できるくらいになっておきましょう。
「5」も、正しいです。
外用薬や注射薬でも、「飲み合わせ」はあります。
こうした次第で、選択肢の「5」は、「正」と相なります。
誤りは、選択肢の「1」です。
正解:1
1問:医薬品概論・・・「ふつう」。
2問:リスク評価・・・「ふつう」。
3問:健康食品等・・・「ふつう」。
4問:副作用の定義・・・「ちょっとだけ難」。
5問:アレルギー・・・「ふつう」。
6問:使用上の注意1・・・「ふつう」。
7問:使用上の注意2・・・「ふつう」。
8問:相互作用・・・「ふつう」。
9問:小児・・・「ふつう」。
10問:高齢者1・・・「やさしい」。
11問:高齢者2・・・「ふつう」。
12問:女性・・・「やさしい」。
13問:プラセボ効果・・・「ふつう」。
14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。
15問:一般用医薬品・・・「ふつう」。
16問:コミュニケーション・・・「ふつう」。
17問:副作用・・・「ふつう」。
18問:薬害の歴史・・・「ふつう」。
19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。
20問:CJD・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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