第55問‐奈良県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「薬局における特定販売」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第55問‐薬局における特定販売
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「特定販売を行う場合は、当該薬局以外の場所に貯蔵し、又は陳列している一般用医 薬品を販売又は授与することができる。」ですが、誤った記述です。
無在庫販売は、不適当となっています。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「特定販売を行うことについて広告するときは、医薬品の薬効群ごとに表示しなければならない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医薬品の薬効群ごとに表示」のところです。
正しくは、「第一類医薬品、指定第二類医薬品、第二 類医薬品、第三類医薬品及び薬局製造販売医薬品の区分ごとに表示」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「特定販売により一般用医薬品を購入しようとする者から、対面又は電話により相談 応需の希望があった場合には、薬局開設者は、その薬局において医薬品の販売又は授 与に従事する薬剤師又は登録販売者に、対面又は電話により情報提供を行わせなけれ ばならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
特定販売でも、「相談応需」が義務付けられています。
なお、「対面又は電話」の相談には、「対面又は電話」で応じなくてはいけません。
「インターネット」等ではダメなので、注意してください。他県で、出題実績があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「薬局製造販売医薬品（毒薬及び劇薬であるものを除く。）は、特定販売の方法により販売することができる」ですが、正しい記述です。
「薬局製造販売医薬品」は、特定販売の対象です。
当該薬局製造販売医薬品が出るのは、特定販売だけなので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい」組み合わせは、
正解：5
法規
56問：濫用等のおそれがあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品
令和4年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
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├55問：薬局における特定販売
├56問：濫用等のおそれがあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品
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